遅い、古いパソコンを捨てずに使う方法!買う前にもう一度考えよう

生活

皆さんのパソコンの具合はどのようでしょう。ウィンドウズ7の10へのアップデートも完了して、快適に使っているでしょうか。いや、遅くてかなわないと嘆いている人もいるでしょう。

私もその一人でした。何しろ電源を入れても数分間は使い物にならないし、普通の速さでキーを触っても反応がついていかず何回も画面が立ち上がっておかしくなるし。

YouTubeにはウィンドウズ10になっても快適に使う設定というのが出ていて、私もいくつか試してみましたが、50歩100歩といったところでした。

そして、ネット環境を見直すときに我慢しきれずに買ってしまいました。

Core i5の第9世代のデスクトップ用CPUを搭載しメモリーも8G、256G SSD搭載ということで電源を入れれば10秒もすれば使用できます。

ついに今までのパソコンともおさらばか。CPUはCore i5の第二世代、メモリー4G、600G HDで、CPUのベンチマークでは2000ぐらいですから違うわけです。

でも、せっかくですから活用法を考えてみることとしました。

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古いパソコンを使うにはどんな方法が提唱されているか

古いパソコンを使う方法として提唱されている方法として、最初に考えるのは、メインとしての機能を捨てて、単機能として使う方法です。

音楽配信用パソコンとして

私も一時期やっていた方法ですが、音楽配信用のパソコンとして使うものです。音楽専用として、ハードディスクにmp3などの形式で音楽を取り込み、家庭のオーディオにつなぐ方法です。

パソコンの出力端子からアンプの外部入力に入れる方法とUSBからDigital-Analogue Converterを介してアンプの外部入力に入れる方法があります。

パソコンのDAコンバーターに比べれば専用のほうが安物でも性能が良いので、当然後者のほうが音が良いといわれています。

写真又はビデオ専用パソコンとして

デジタルカメラが主流になってから写真が気楽に取れるのは良くなったのですが、ものすごい分量がたまるようになりました。また、同じように動画もずいぶんたまったことでしょう。

これらはハードディスク上でもかなりの容量をとっていることでしょう。また、あちこちに分散していて探せなくなったりします。

これらのものをまとめて一つのパソコンに集約するのです。機能を絞ればウインドウズ7の時代のパソコンも十分使えますし、ネットから切り離せばウイルス対策も不要となります。

ネットブック用のパソコンとして

同じような考え方で、日本ではあまり出回っていませんが、海外のサイトでは古くなった本のPDFが無料で手に入ります。こういうものを集めておくのも一つの手段かもしれません。

ただし読まないと無意味ですが。

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古いパソコンの機能アップを行い今でも使えるものとする方法

古いパソコンのOSをLinux OSに入れ替える

とっても難しそうですが、ちっとも難しくありません。ネット上に方法がたくさん紹介されています。私は、cloudreadyというソフトを入れて使ってみました。

USBメモリーがあれば簡単にできますので試してみてください。本当は本体のOSを入れ替えるのですが、USBから立ち上げる方法でしばらく試すことができます。

試してびっくりしたのは、ほとんど最新のパソコンと遜色ない速さで動くことです。特にネット閲覧であればCore i5第二世代のパソコンでも全く古さを感じない点です。

ソフトもオフィス関係ならLinux用のLibre Officeも無料でダウンロードできるので全く困らないと思います。

後は、慣れと、新しいものに対する不安をどう払しょくするかです。

私も、しばらく使っていよいよOSを入れ替えるか、といってもボタンを押すだけでしたが、という段階になってなかなか踏み切れませんでした。もう少し使っていたら本格導入していたでしょう。

古いパソコンのハードディスクをSSDに入れ替える

実は私はこれをやりました。新しいパソコンを買ったときにショップのサービスとして5,000の無料券がついてきました。

しばらく使い道がないままに期限が来てしまったので、5000円で2.5インチ480GのSSDを買いました。その他ハードディスクを外付けディスクに使うケース、これは特価で1,000円以内でした。

ネットにハードディスクからSSDへの換装方法が出ていますので、詳しくはそれを見ていただくのが一番簡単ですが、簡単に手順をお示しすると。

  • ハードディスクのクローン作製ソフトをインストールする。これも無料で手に入ります。
  • ハードディスクケースにSSDを入れてUSB端子に差し込んでハードディスクのクローンを作成する。私の場合ハードディスクの容量よりもSSDの容量が少ないでしたが、無事にできました。
  • パソコンのハードディスクを取り外して、SSDに入れ替える。ネットで自分のパソコンの型番を入れてハードディスク取り外しを検索すれば、どこのねじを外してどうするかがたいていアップされています。
  • あとは、電源を入れるだけで簡単に入れ替わります。

換装後の速さにはびっくりします。さすがに起動まで10秒とはいかないまでも、1分以内に使用することができます。

ゲームでもするなら違うのかもしれませんが、普通に使っていての感じは新しいパソコンと遜色ありません。

メモリーもCPUも関係ありません。ハードディスクとSSDの違いだけだったのです。こんなことなら買わずに済ますことも可能だったのです。

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古いパソコンのその後の利用方法

こんなことなら買うんじゃなかったと思いましたが、実は、パソコンが2台あることがとても便利だということがわかりました。

私もこの頃ご多分に漏れずZoomを使ってミーティングをしたり、チャットワークをしたりすることが最近多くなりました。こんな時、いろいろな画面を立ち上げておく必要があります。

ダブルモニターを推奨している記事などもありますが、新旧のパソコンを両方立ち上げて、画面を出しておくことで、作業が極めて楽になります。

特に私の場合両方ともにノートパソコンですので画面のサイズに限界があります。大きいモニターで区切る方法もありますが、私は2台のパソコンを同時使用がとても気に入っています。

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遅くなったパソコンも捨てないで使う方法!のまとめ

以上のように、遅くなったパソコンもそれなりに手を入れれば十分使えることがわかりました。

特に、最後のところでお示しした2つの方法で、10年前のパソコンでも今でも十分に通用するものになります。

新しいOSに替えるのもチャレンジングでとても興味が引かれましたが、5,000円程度の投資で済むのなら、SSDに換装するのは安心感もあって快適です。設定もソフトもそのまま使えます。

しかも、余ったハードディスクケースには古いパソコンのハードディスクを入れれば外付けハードディスクとしても使うことができます。

どうか、廃棄してしまう前にもう一度考え直してみてください。

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