私事ですが最近引っ越しをしました。事情はともあれ、入居に当たって以前書いてきた
「家の照明のLED化は自分で!合理的で簡単なアプローチ」と
「人感センサー付き照明はどのぐらい便利?場所別使い方は」を生かして、新居にアプローチしてみることとなりました。
その時の体験を生かして実践的アプローチを紹介してみたいと思います。
住まいの間取りと照明の環境はどんな具合
新居は典型的な都市型のマンションです。間取りは2LDKといったところです。入居前の間取りでそれぞれにどの様な照明がつくことを想定しているかご紹介します。
LDK
メインの照明は作り付けの40W直管蛍光灯2灯。
ダウンライト2灯、電球の口金サイズE17の54Wクリプトン球を使用。
LDKに隣接した6畳の洋室
シーリング用のローゼット備え付け。
階段でつながる8畳の洋室
シーリング用のローゼット備え付け。
台所
ダウンライト2灯、電球の口金サイズE17の54W クリプトン球を使用。
シンク前に20Wの直管蛍光灯。
玄関
人感センサースイッチ付きダウンライト内の60Wレフ球。
洗面所、クローゼット
ダウンライト内に40Wのレフ球それぞれ2灯。
お風呂
カバー付きダウンライトとして40Wのレフ球2灯。
トイレ
ダウンライトとして60Wのレフ球1灯。
階段
階段上側にダウンライトとして60Wのレフ球が1灯。
階段下側電球の口金サイズE17のクリプトン球がカバー内に装着。
照明のLED化と人感センサーの設置の考え方
照明のLED化と人感センサーの設置の考え方については、詳しくは次のサイトを読んでいただければありがたいと思います。
「家の照明のLED化は自分で!合理的で簡単なアプローチ」家の照明のLED化は自分で!合理的で簡単なアプローチ | 天水仙の倶楽嗜(ku-ra-shi) (tensuisen2020.com)
「人感センサー付き照明はどのぐらい便利?場所別使い方は」人感センサー付き照明はどのぐらい便利?場所別使い方は | 天水仙の倶楽嗜(ku-ra-shi) (tensuisen2020.com)
これらを踏まえて次のようにしたいと考えます。
1.白熱球は消費電力がLEDに比べて5倍から8倍程度と格段に多いので、現在使えるものも含めてLEDに取り換える。ただし、ほとんど使わない白熱球は残すこともある。
2.蛍光灯の消費電力はLEDの2倍程度なので、現行の蛍光灯が故障しない限り使い続ける。
特に蛍光灯を取り換えるときは蛍光灯の方式によって工事が必要なので、器具ごと交換できるもの以外は簡単に手を出さない。
3.動線上にある照明については、適宜人感センサー付きを取り入れることによって、異動の際の手間を省く。
住まいの間取りごとに実際に行った照明の選択方法
ここから、それぞれの部屋にどのように照明を入れていったかをご紹介します。
LDK
メインの照明は作り付けの40W直管蛍光灯2灯については、方式がグロープラグではないので、簡単に取り換えがきかない。
もう少し時間を置いたほうが、新しい製品が出そうなので、敢えて今LED蛍光灯に取り換えるだけのメリットがないのでそのまま使用することとした。
ダウンライト2灯は、クリプトン球のためLED電球の口金サイズがE17を探すことにする。
アマゾンで調べてみても、1灯当たり500円以上するので、少し考えていたところ、偶然にダイソーでE17のLEDを発見した。なんと1個200円(税別)。
しかも広配光タイプのため、昔のように斜めにつけることによって光が下に届かないことも少なく、かなり広い部分の照明ができる。
本来は斜め取り付けの口金を真下にするソケットをつけるほうが照明としては良いのだが、ダウンライトから照明部分がはみ出してしまう。
目立たないところなら、それでも良いが、メインのLDKであること、妻
の賛同が得られなかったことからソケットは取り付けない。
取り付けてみたところ、照明部分はダウンライトに隠れてしまい、雰囲気はこのほうが良い。
広配光タイプとのことで、初期のものに比べれば、ずっと明るいので実用にはなることが分かった。
LEDに隣接した6畳の洋室
シーリング用のローゼットがついているので、アマゾンで探した、24W型の丸形シーリングライト電球色6畳用を取り付ける。
日本製は高いので、中華製ですがなるべく評価の高いものを選択した。購入費用は3,000円弱。
階段でつながる8畳の洋室
シーリング用のローゼットがついているので、アマゾンで探した30W型の丸形シーリングライト電球色を取り付ける。
同じように製品は中華製ですが、なるべく評価の高いものを選択した。購入費用は3,000円強。
台所
ダウンライト2灯については、ダイソーで購入した口金サ
イズE17のLED電球40W相当に交換する。費用は200円×2。
DS
C_003
台所は照明重視のため、LED電球を斜め方向の口金から下向きに付けるアタッチメントを購入して取り付ける。
LED部分がダウンライトの下からはみ出るが目立つところでないため機能重視とする。
アタッチメントは1個416円を2個購入。
シンク前の20Wの直管蛍光灯はまだ使用可能なことと、直管蛍光灯の取り換え方式がまだ定まっていないため、当面このまま使用する。
玄関
60Wのレフ球を人感センサースイッチ付きスイッチでコントロールしているが、電球そのものをLED電球60W相当に交換する。これもダイソーで購入する。
洗面所、クローゼット
ダウンライトに収まった40Wのレフ球それぞれ2灯を人感センサー付きLED電球40W相当と交換。アマゾンで4個で2750円。
お風呂
40Wのレフ球が2灯で、ダウンライトの中に埋め込まれているので、これも交換したいが、ダウンライトのカバーをとってしまうと、湿気の関係で不具合が出そうなので、今回は見送ることとした。
トイレ
ダウンライトに収まった60Wのレフ球1灯を人感センサー付きLED電球60W相当と交換した。アマゾンで4個で2980円。
階段
階段の上側60Wのレフ球を人感センサー付きLED電球60W相当に変更した。
階段下側電球の口金サイズE17のクリプトン球をダイソーで購入したLED電球40W相当に交換した。
照明のLED化と人感センサーの活用を引っ越し時にのまとめ
「家の照明のLED化は自分で!合理的で簡単なアプローチ」と「人感センサー付き照明はどのぐらい便利?場所別使い方は」を書いたころは、今までの体験としてまとめたものです。
これを書いたころには自分が引っ越しをするなどと考えたこともありませんでしたが、改めて自分の考え方が整理できてよかったかと思います。
おかげで、LED化のアプローチもスムーズに進めることができました。値段もかなり安く収まったことと思います。
では、これで完成かというとそういうわけではありません。残った問題点としては、3つあります。
一つ目は直管蛍光灯のLED化です。
これについても半年ごとに進歩しているようで、昔はインバータ、ラピードの蛍光灯には対応できませんでしたが、そろそろ対応できるようになりつつあるようです。
値段も少しずつ下がってきたので、2年もすれば交換できる体制ができるかもしれません。
二つ目は階段下のカバー付きの照明です。
カバーがついているため、人感センサーでは対応できないので、常夜灯のように消費電力4WのLED電球40W相当で我慢していますが、常夜灯にしては少し明るすぎるようです。
しかし、消費電力1Wとか2WぐらいのLED電球は、6個まとめてという販売になっているのでなかなか手に入りません。もう少し細かく探す必要があるでしょう。
最後にお風呂のカバー付きのダウンライトの中の交換です。今回は細かく見る時間がなかったので省略しましたが、もう少し時間をかけて調べたいと思っております。
皆様が住宅照明のLED化を進める際の参考になれば幸いです。
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