毛利忠敦氏(外務省公使)に関する息子からのDV申し立てとは

生活

少し驚くようなニュースが掲載されていましたので、お知らせしたいと思います。外務省の幹部にあたる毛利忠敦(もうりただあつ)氏は3年ほど前にセクハラ疑惑で停職9か月の処分を受けました。

その後、ベラルーシ公使、オーストラリア公使として転出されましたが。その間、家族に対して家庭内暴力を繰り返していたそうです。

毛利氏は外務省でもエリート中のエリートで家柄も毛利元就の末裔と言われています。そしてこのもみ消しに外務省も関与していたとの報道でした。この内容について解説します。

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毛利忠敦氏の息子さんから出された本年8月23日の申し立て内容は

本年8月23日に毛利忠敦さんの息子さんから、次の内容のメイルが外務省に寄せられたそうです。

〈突然失礼いたします。僕は、オーストラリアの大使館に異動になった毛利忠敦の息子です〉

〈父の関係者の方々に送らせていただいています。非常識なことをして申し訳ありません。僕は、皆さまに知っていただきたいことがあります。父は2018年6月に、部下の女性からセクハラで告発されて、停職9か月という処分を受けました。しかし事件後も父は反省どころか、僕たち家族の気持ちを踏みにじる行為を続けました〉

〈2018年4月、当時中学2年だった僕は、夕飯中に父から「子供部屋が散らかっているから片付けなさい」と注意されました。僕は「食事が済んだら片付ける」と言って食事を続けていました。数分後、父は豹変して僕の所に戻って来て激高しました。まだ食事中の僕は、父にいきなり椅子から引きずり降ろされて、何度もひっぱたかれ、床に投げ倒され、馬乗りで首を絞められました〉

〈父が豹変した理由はわかりまん(ママ)が、父は激高しやすい性格です。その時僕はこのまま父に殺されると思いました。父は、家で長年DVを繰り返して来ていて、母は妊娠中にも暴力を振るわれたそうです〉

〈セクハラ事件に加えて児童虐待事件を起こしていたことが公になると、懲戒解雇になってしまうから、外務省の人事課長の有馬さんが被害届を取り下げるようにと母に言ってきました〉

〈僕は納得できませんでしたが、父が、このままだと首になって再就職も出来なくなって、生活が出来なくなると大騒ぎして、母に不安をあおってきて、母から「自分たちの為だ」と説得されたので、仕方なく従いました〉

〈2018年11月1日に僕が仕方なく被害届を取り下げると、父は掌を返し、家族に対する逆襲が始まりました。僕と母が父を裏切ったというのです。狂っているとしか思えません。父は、母に無断で、母のクレジットカードを止め、銀行のカードを解約し、十分な生活費も渡さず、貧困生活を強いて来ました〉

〈父は、家族を踏み台にして復職しました。父が社会的制裁を受けたことで、実質的な罰を受けたのは僕たち家族でした。しわ寄せはすべて家族に来て、痛みは家族がかぶりました。(中略)父には辞職という形でけじめを取ってもらうしかありません。(中略)父には外交官である前に、まず人として真っ当になってもらいたいです〉

このようなすさまじい内容です。確かに職業上のエリートと家庭の状況とは違うことがままあることです。

一見職業上で重要な地位にある人が、このような家庭内暴力、セクハラ、パワハラ問題を起こしていることは、私のささやかな社会生活の中でも見受けられました。

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これらの内容から知る毛利忠敦氏の問題点とは

1.3年前の毛利氏のセクハラ事件とはどんな内容だったのか。事件は解決を見ているのか。

2.毛利氏の家庭内暴力事件はどのようなきっかけで始まったのか

3.毛利氏の家庭内暴力事件の被害届け出取り下げに外務省はどのようにかかわったのか。

4.被害届け出後に家庭内暴力が激化したとしたら、外務省はどのような対応を図る予定か。

等と、考えてしまいます。更にここで話がややこしくなっているのが、被害届け出の取り下げに、外務省の元人事課長の同僚が関与していることです。

同期のよしみで間を取り持ったのでしょうから、必ずしも組織ぐるみとは考えたくありませんが、当該者はどのように対処するつもりでしょうか。

気の毒なのは家族ですから、せめて家族が安心して暮らせるように取り計らってもらいたいものです。

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この事件の当事者の毛利忠敦氏はどのような方なのでしょうか

毛利忠敦氏は毛利元就の末裔と言われています。東京大学卒業後、1991年に外務省に就職しました。

ロシア語の専門のロシアンスクールの中でも嘱望されており、セクハラ事件が起こったときも、ロシア課長に在任、その前も条約課長ですからエリート中のエリートと言ってよいでしょう。

ロシア課長時代の毛利氏は仕事上では知的で、博学、幅広い見方ができる人として好評のようでした。

ちょうどその頃の外務大臣が河野太郎になります。外務省内で将来が嘱望されているといっても過言ではない立場です。

それにしても停職9か月というのは、同じセクハラの財務省の福田淳一前事務次官の減給6か月、公文書改竄の佐川亘寿前国税庁長官が停職3か月ですから相当な重い内容だったのではないでしょうか。ここらあたりも気になるところです。

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毛利忠敦氏に関する息子からのDV申し立てのまとめ

大変驚くような内容ですが、仕事と人格とは違うことを改めて、考えさせられてしまいます。それにしても、家族の方の心情は察するに余りあります。どうか、良い解決策が見いだされるようお祈り申し上げます。

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