子供の入学式に父親はどのように参加すべきか?子育て終了世代より

生活

4月に入れば全国一斉に入学式が始まります。私が子育てをした時代はまだ父親が入学式に出席するのは少数派でしたが、最近ではかなりの方が出席されると聞いています。

それだけゆとりが出てきたのと、世の中の風潮が、家族を大切にするようになったのでしょう。

子供の入学式は一つの節目ですから。参加できるのであれば、参加してあげたほうが良いと思います。

大学ぐらいになると来てくれるなという子供がたくさん出てきますから。大学については省略します。

 

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子供の入学式に父親は出席すべきかどうか

 

結論から申し上げると、出席したほうが良いと思います。バブル時代前は、私もその世代ですが、どちらかといえばそれどころではないという風潮でした。

今では、家庭のイベントが一番大切です。どうしても抜けられない仕事があるならいざ知らず、あらかじめ日程も決まっていますので、ぜひ出席してあげてください。

そのほうが円満な家庭生活をおくるきっかけになるはずです。

幼稚園、小学校は今ではほぼ当然という風潮ですよね。むしろいかないなんて言えば大変なことになるでしょう。

悩むのは中学、高校です。

子供も大きくなるので、嫌だというお子さんもいるかもしれません。子供の成長を見守る3年に一度の機会ですから、これも一つの節目と考えて行ってあげてください。

私たちの親の世代みたいに、どこに学校があるのかも知らないなんて言わないように。

また、中学、高校になると受験して入った子弟もいることでしょう。それならなおさらですよね。

 

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子供の入学式に出席する父親はどんな服装が良いか

 

入学式も、卒業式も学校にとっては一番大切な行事のはずです。できるだけきちんとした清潔な格好で出かけて行ってください。

いくら平服でと言ってもセーターやジーパンなんて言うのは論外だと思います。父親ですから決して華美な服装である必要はないと思いますし。式だからと言って礼服を着ていく立場でもないでしょう。

こざっぱりとした、紺系のスーツが一番無難かと思います。くたびれた父親を演出しないように、普段来ているものでも、比較的新しいものを選んでください。

ネクタイもオーソドックスな青系統、できれば少し赤が混じったものであればよいかと思います。白ネクタイをつけてくる人もいますが、来賓でもないのでいらないでしょう。

気取ってハンカチを胸にあしらう必要もありません。

靴も気をつけましょうね。前日にチェックし汚れを落とした黒の革靴でしょう。

そして家族を温かい目で見守ってください。

 

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子供の入学式に出席するときに持っていくもの

 

特段、持っていくものはないのですが、学校は室内履きになることが多いので、スリッパを忘れないようにしてください。

その他資料などをいただく可能性があるので、ある程度大き目のバッグを持っていけばよいかと思います。

また、季節柄寒い時があるので、多少の保温になるひざ掛けなども入れておけばよいと思います。

当然、カメラやビデオはお任せいたします。

 

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子供の入学式に出席するときに想定されること

 

式も無事に終わるとここで困ったことが起こることになります。そうです、PTA役員の募集が始まります。

学校によっては式場の体育館に残って説明が始まるところとか、それぞれの教室に行ってから残って説明が始まることになります。

どちらも、重苦しい沈黙が続くことになります。そして「私は仕事があるから。」とか「下の子の子育てが大変だから。」とかいろいろな言い訳がぽつぽつ出て、また沈黙。

という感じが続くことになります。

雰囲気を感じたとたんに「失礼します。」と言って帰ってしまう人もいます。男性は「仕事がありますから。」と言って早々と帰ってしまう人もいます。

でも、この時に発想を変えてみてはいかがでしょうか。

今、会社人間、仕事中毒の弊害が盛んに言われています。また、長い人生を考えると、仕事以外の趣味を見つける必要も出てきます。ちょうど40代ごろは働き盛りの一面もありますが、人生の折り返しで、今後の人生の種まきを始める時期です。

そんな時期に、仕事一筋から離れて別の世界を覗いてみてはいかがでしょうか。

 

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子供の入学式に出席した私のPTA体験

 

かなり昔になりますが、私は長女の高校の入学式に出席しました。その時は、世情に疎かったのでPTAの勧誘があるなどということは全く想像していませんでした。

そして、お決まりのように、式が終わったのち、確か教室で参加者募集ということになりました。

ご紹介したように、長い沈黙と言い訳が続きました。

私も仕事があるので逃げ出そうとしましたが、当時は海外生活から帰ってきてまだ間もない時期でしたので、日本と感覚が狂っていたのでしょう。

妻に「誰もいなかったらやっても良い。」と告げてしまいました。

あとで聞いたら、なんと副会長になってしましました。

一月に1回ぐらい土曜日の会議。学園祭などのときはバザーのお手伝い。その他、何回かの行事がありました。

次の年も抜けることもできず、最後の年は会長までやってしまいました。

「大変だったでしょう。」と言われることもありますが、私個人としてはとても良い経験だったと思います。

第一、会社、業界とも全く無縁の世界です。学校の先生も様々な専門分野ではとても博識な方がたくさんいらっしゃいます。

下手なカルチャースクールに行くよりは、よっぽど知識の幅が広がります。

第二、PTAの役員をされる方はそれなりに様々なバックグラウンドがあります。なにも異業種交流会に行く必要はないのです。

第三、学校運営の中にも様々な問題があります。当時は学校の冷房の問題とか、近所の踏切の安全対策とか修学旅行の問題などがありました。

実社会の中でも学校の中でもそれぞれ制約は違いますが、いろいろなアプローチを議論することは楽しいものです。

第四、それぞれイベントの後は交流会もありますし。実は今になってもまだお付き合いしている方もあります。

以上のように、最初から毛嫌いせずに、取り組んでいけば無駄なものはないと思います。妻には、「あなたの青春時代」と言われています。

世間で幅の広い人間の育成が求められている時期です。

決して会社からの流れのゴルフ、カラオケなどにとらわれず、異次元の経験を積んでいくことも、なんかのときに役に立つこともあるかもしれません。

 

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子供の入学式に父親はどのように参加すべきか?のまとめ

 

子供の入学式のシーズンを前に、子供の入学式についての参加方法をまとめてみました。

結論から言えば、今の世の中、家族との関係が非常に大事になっていると思います。

昔のように仕事さえしてればという状況ではないと思います。

仕事がある意味重要な位置を占めることは否定できませんが、その中でも家族との関係を重視する必要があると思います。

子供にとって学校は一日の大部分を過ごす重要な場です。その中の状況を理解していくのも、親としては当然のことと思います。

何も、休みに旅行に連れ出すだけが家庭サービスではないのです。

その意味でも、学校の事業に傍観者、観客として参加するのではなく、一員して参画するPTA活動を覗いてみることもとても大事なことではないでしょうか。

きっとその後の仕事生活、会社生活、老後の暮らし方にも良い影響を与えるはずです。

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