新聞報道に今長岳志元内閣府参事官が広島県警に大分県で逮捕されたとの報道がありました。この方は、現在は総務省所管の法人である「地方公務員共済組合連合会」の監事にある方です。
いったいどんな容疑で逮捕されたのでしょうか。
今長岳志容疑者が逮捕された新聞報道の内容はどのようだったのか
暴行容疑で8月29日東京都中野区の今長岳志容疑者が広島県警に大分県で逮捕されました。この方は元内閣参事官で、現在は総務省所管の「地方公務員共済組合連合会」監事の職にある方です。
逮捕容疑は、2019年10月19日午前0時40分ごろ、広島県廿日市市の路上で50代女性に暴行した疑いだそうです。今長容疑者が女性の乗っている車の後部座席に入ってきて、降りようとする女性の腕をつかんだということだそうです。
今長岳志容疑者・元内閣参事官の経歴、略歴は?
現在は東京都中野区に住む54歳の男性です。
2021年7月1日から地方公務員共済組合連合会監事をしています。これは地方公務員の共済組合の中央団体でしょう。
その前は2019年7月9日から総務省の消防団員等公務災害補償等共済基金事務局長をしていました。全国の消防団員が仕事上の災害にあった時の補償関係の仕事をしていたと推測されます。
それまでは国土交通省水管理・国土保全局水資源部水資源政策課長併任国土交通省水管理・国土保全局水資源部水資源政策課地下水対策室長でした。とっても長い名前ですが、役職が二つありますから仕方がないでしょう。
更にその前は、総務省政治資金適正化委員会事務局参事官併任 大臣官房参事官 命 自治財政局財政課復興特別交付税室長事務取扱
変わったところでは、2014年の頃には拉致問題対策本部総務・拉致被害者等支援室長内閣参事官という役職にありました。いわゆる拉致問題の中核ともいえる組織です。この時の役職が引用され「元内閣参事官」として掲載されているようです。
こういう風に見ていくと順調に総務省を中心に動いてきた人と考えられます。
大学は経歴からは出てきていませんが、有名大学であることは間違いないでしょう。ちなみに高校は大分県中津南高等学校と出てきております。どうやら郷里に何らかの事情があって帰ったところを逮捕されたのでしょう。
今回の報道で気がついたこと及び気になること
最初見たときは、時々ある公務員の飲酒時の暴行事件かと思いましたが、よく読んでいくと何か違和感があります。
一つ目は、暴行と言っても殴る蹴るの類でなく、腕を引っ張っただけの行為で逮捕されるのかが理解できないことです。
二つ目はそれも現行犯なら理解できますが、二年も前の事件を引っ張り出して逮捕するのはどういうことなのでしょうか。
三つめはこの報道されているきっかけの傷害事件は、消防団員等公務災害補償等共済基金事務局長の職にあるときのものです。その後、現職の地方公務員共済組合連合会監事にしても立派な公的な役職です。
その間逃げ隠れしていたわけではないでしょうから、その前に警察でも事情聴取するチャンスはいくらでもあったはずです。
仮に、この役職に全くつかずに逃亡していたなら今度は、その任命をした組織の問題になるはずです。
ここからさらに気になるのは、
追加のその一として、暴行を受けた女性は50代となっております。普通だったら飲食接待業かなと思ったりするのですが、ひょっとしたら同級生かもと思ったりします。
追加のその2として、これはだんだんスパイ小説みたいになってしまいますが、容疑者はかって拉致問題対策本部にも勤務されています。
拉致問題も表にできないような話がたくさんあったでしょうから、ひょっとしたらこのことが関係するのかなとも変な想像をしてしまいます。
今長岳志容疑者・元内閣参事官はなぜ逮捕されたのか?その経歴はのまとめ
最初は何気なく見過ごしていた事件ですが、考えれば考えるほど変な事件です。国家公務員の中枢で働いていた職員が起こした残念な事件ですが、果たして、真相はどうだったのでしょうか。今後の報道を注視したいと思います。
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