2022ワールドカップはもう始まっている。アジア地区予選の現状

スポーツ

2022 FIFAワールドカップは、2022年11月21日から12月18日にかけてカタールで開催される予定の22回目のワールドカップです。今はアジア地区予選の真っ盛りです。

来年のことだと思っている方がほとんどだと思います。実は私もそう思っていました。だけど、どうやらもう始まっているようです。そんなことから、事情に疎いおじさんが調べてみました。

 

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2022ワールドカップはいつどこで始まるの

 

一般的には、2022ワールドカップは来年11月21日から12月18日にカタールで開催されます。これは本大会で32か国しか出場できません。

ブロックの内訳は次の通りです。アジア地区4.5枠+開催国カタール。アフリカ地区5枠。北中米カリブ海3.5枠。南米4.5枠。オセアニア0.5枠。ヨーロッパ13枠。

ここで0.5という変な枠がありますよね。

これはアジア地区の第5位、北中米カリブ海の第4位、南米の第5位、オセアニアの第1位のチームがホームとアウエーで2試合ずつ計12試合戦って、総得点の多いチームが本大会の出場権を与えられるそうです。

その前に各ブロックで予選が始まるのです。

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2022ワールドカップアジア地区の予選はどのようになっているのでしょう

 

アジア地区は参加国が多いので第一次予選と第二次予選が行われます。既に第一次予選は終了してしまいました。

 

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アジア地区の第一次予選はどのように開催されたのでしょう

 

アジア一次予選は2019年6月6日、11日に開催されました。

FIFAのアジアでのランキングの上位チームは参加しません。ランキングの35位以下のチームが参加します。さらにその中を上位と下位に分けます。

上位

35位マレーシア、36位カンボジア、37位マカオ、38位ラオス、39位ブータン、40位モンゴル

下位

41位バングラデシュ、42位グアム、43位ブルネイ、44位東ティモール、45位パキスタン、46位スリランカ

 

こうやって見ていくと不思議なのは、バングラデシュとかパキスタンが意外とランクが低いことに驚きます。

 

そしてマレーシアは東ティモール、カンボジアはパキスタン、マカオはスリランカと対戦します。35位マレーシア、36位カンボジア、37位マカオは楽勝が予想されますよね。だって対戦相手は44位、45位、46位なのですから。

 

ところがやってみるとうまくいかないもので、マレーシアは7-1、5-1で予想通りでした。カンボジアも2-0、2-1で順当です。ところが、マカオは1-0、0-3で初戦は良かったのですが、スリランカに2戦目大敗したため、合計1-3でひっくり返ってしまいました。

 

大変なのはボーダーラインの38位ラオス、39位ブータン、40位モンゴルです。

それぞれ41位のバングラデシュ、42位のグアム、43位のブルネイと対戦するのですから。相当プレッシャーがかかることでしょう。

 

ラオスは0-1、0-0で負けてしまいました。ブータンも1-0、0-5と総得点で負けてしまいました。モンゴルは2-0、1-2でかろうじて総得点で勝つことができました。

 

従って、マレーシア、カンボジア、スリランカ、バングラデシュ、グアム、モンゴルが一次予選を突破したのです。

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アジア第二次予選はどのようにするのでしょうか

 

1次予選免除の34チームと1次予選勝利の6チーム、合計40チームを5チームずつの8組に分け、ホームとアウェーの総当たり戦を行います。

 

各組5チームずつ2試合ですから、合計20試合で順番を決めていきます。そして各組の1位と各組2位の成績上位の4チームの合計12チームが最終予選に出場できるのです。

 

ちなみに日本はキルギス、タジキスタン、ミヤンマー、モンゴルとグループFに属しており、2021年3月現在ではこの段階にあります。

 

これまでの戦績は次の通りです、

2019年9月10日にミヤンマーとアウエーで対戦して0-2で勝利。

2019年10月19日にモンゴルとホームで対戦して6-0で勝利。

2019年10月15日にタジキスタンとアウエーで対戦して0-3で勝利。

2019年11月14日にキルギスとアウエーで対戦して0-2で勝利。

これまで4戦全勝でトップに立っています。

2021年3月30日に千葉でモンゴルと対戦する予定です。

その後6月15日までに3試合行い順位を決定します。

 

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アジア地区最終予選はどのように実施するのでしょうか

 

こうして12チームがそろった後は、最終予選が行われます。

6チームずつの2つのグループに分けてホームとアウエーで総当たりをして、それぞれ上位1位と2位合計4チームが最終的に本選に出場します。

6チームの総当たりですから30試合が行われることになります。

 

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2022FIFAワールドカップはもう始まっている。地区予選の現状と方法のまとめ

 

ワールドカップなんてずっと先のことかと思っていたら、既にいくつかの予選が開始されていて、既に敗退して参加権が得られなかった国も相当出てきているのです。

そして、今はアジア地区の2次予選の真っただ中です。その他の地区でももう予選大会は開催されていることでしょう。なかなかコロナ感染症蔓延の中大変なことですね。

それにしても、このワールドカップの仕組みを調べるにつけ、2022年のほぼ年末に開催するにもかかわらず、2019年には予選会が開かれていることに感心します。

実に整然と壮大な回数の試合が組み上げられて、着実に選考がなされていくことには驚くほかありません。

ワールドカップは4年に1回開催といいましたが、開催した次に年にはその次の予選が始まっていることになります。

オリンピックの選手選考と比べてその選考過程そのものが本選とは異なり一つの大きな事業をなしているような感じです。

こんなことを頭の片隅に入れて日本チームの予選の様子を見ていきたいと思います。

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