環境大臣の小泉進次郎氏が盲腸(虫垂炎)のため都内の病院に入院されました。
巷ではこのコロナ下で一般の人が入院できないのに、上級国民は簡単に入院できるのかと批判の声も上がっています。
有名人が入院する病院はどんなところがあるのかを調べてみました。
小泉進次郎氏の入院で報道された記事内容
5月20日付で報道されたのはこんな内容でした。
小泉進次郎氏 コロナ禍でも1泊18万円個室に即入院、即手術の特別扱い
術後の経過観察のため5泊入院。冒頭の通り15日に無事退院となった。しかし、この入院が波紋を呼んでいる。都内の病院、進次郎氏が入院していた部屋は超豪華個室の1つだった。
「広さ100平方メートルを超える特別個室で、リビングに応接室、さらには前室もある一流ホテルのスイートルームさながらです。寝室には50インチの大型テレビが備えつけられ、リクライニングシートに座ってゆったり楽しむことができる。上層階に位置しており、眺望も抜群。宿泊費……いや、入院費は、1泊18万円前後です」(進次郎氏の知人)
個室へは専用のエレベーターで人目を避けて行くことができ、セキュリティーも万全という。しかし、“下界”は新型コロナの感染拡大を受けて、緊急事態宣言の真っ最中。進次郎氏の階下には、生死の境を彷徨うコロナ患者もいたことだろう。
「政治家、特に大臣の場合は、危機管理上、個室に入院すること自体は問題ありません。ただ、1泊18万円というのはかなり高いと思います」(永田町関係者)
確かに、有名人とか政治家が入院するところというのは、どうも普通の病院ではないようですが、いったいどんな病院があるのか調べてみました。
小泉進次郎氏が盲腸で入院した病院のは何処?東京のセレブ病院は何処
東京で有名人が行くような病院は次の5つだそうです。
1.三井記念病院
2.慶応病院
3.聖路加国際病院
4.愛育病院
5.山王病院
このうち4.5.はどうも産婦人科が有名なので、芸能人の出産によく使われるようです。したがって、三井記念病院、慶応病院、聖路加国際病院について調べてみました。
三井記念病院の内容は
三井家によって創設されたが、三井財閥及び三井グループの福利厚生が目的ではなく、当初は貧困者のための無料施療機関であったそうです。
100年以上の歴史があり、大学病院と同様に多くの学会の専門医認定施設の承認を受けています。
住所は〒101-8643 東京都千代田区神田和泉町1番地
診療科はこれだけあります。たいていの病気は間に合います。
総合内科/神経内科/内分泌内科/糖尿病代謝内科/血液内科/腎臓内科/膠原病リウマチ内科/呼吸器内科/循環器内科/消化器内科/臨床腫瘍科(腫瘍内科)/一般外科/呼吸器外科/心臓血管外科/消化器外科/大腸外科/乳腺内分泌外科/小児科/精神科/整形外科/脳神経外科/形成外科/皮膚科/泌尿器科/産婦人科/眼科/耳鼻咽喉科/放射線診断科/放射線治療科/麻酔科/歯科・歯科口腔外科/緩和ケア科/病理診断科/臨床検査科/輸血科(35診療科)
病床数は482床/ICU 7床・CICU6床・HCU21床
そして特別室です。
19階に特別室が2部屋あります。
一日の費用88,000円の特別室部屋が2室で部屋の広さ36㎡ バス、シャワー、トイレ付
その他にも
一日55,000円の特等室Aが5室部屋の広さ22㎡ シャワー、トイレ付 応接セット
1日44,000円の特等室Bが14室部屋の広さ18㎡ シャワー、トイレ付
一日38,500円の特等室Cが2室部屋の広さ18㎡ シャワー、トイレ付
テレビ、DVDプレーヤー、金庫、備え付けロッカーなど、必要なものはそろっています。
都心のど真ん中の立地と考えれば、ホテルと考えてもそれほど高くないような気がします。どうも小泉進次郎氏の入院先はここではないようです。
慶応義塾大学病院
石原裕次郎、夏目雅子、藤子不二雄、岡本太郎、遠藤周作、田中角栄、坂井泉水等多くの芸能人、著名人、政治家が良く利用していることで有名です。
ここのような気がします。
診療科目は次の通りです。
呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、神経内科、腎臓・内分泌・代謝内科、血液内科、リウマチ内科、漢方内科、感染症内科、腫瘍内科、消化器外科、乳腺外科、小児外科、心臓血管外科、呼吸器外科、内視鏡外科、移植外科、腫瘍外科、頭頸部外科、形成外科、 精神科、小児科、整形外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、産科、婦人科、 眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、放射線診断科、放射線治療科、麻酔科、救急科、 歯科口腔外科、リハビリテーション科、病理診断科、臨床検査科
病床数は960床。大きいですね。
そして特別個室です。
ゆったりサイズの浴室、アメニティが充実した洗面室、食器の取り揃えられたキッチン、電動リモコン式のカーテンや照明など、最高級のくつろぎが堪能できるようです。
病室の他に、部屋が一つ、トイレが2つ、バス、キッチンまでついています。
キッチンや前室なども完備して、トイレも2か所ありますので同じような感じでしょう。
報道された値段から考えてもここだと思われます。報道の値段は18万円ですが消費税を入れればこの値段になります。
その他の特別個室は次のようなものがあります。
特別個室2室 一日132,000円 40.3㎡
特別個室1室 一日93,500円 27.6㎡
特別個室16室 一日66,000円 14.1~16.1㎡
特別個室55室 一日52,250円 20.5㎡
ここら辺になってくるとグッと庶民的になってきます。前室もありませんし、トイレも一つでしょう。
でも特別個室については特典があって、アメニティも特別に用意したタオルとかボディケアが用意されています。
プロのコンシェルジュが患者さんや面会のサポートをしています。食事についても一般とは違うようです。
患者専用の応接室も手配されていて、VIPの方は入院の間もそれなりに社会活動をしなければならないのでしょう。
聖路加国際病院
あの日野原重明さんで有名な病院ですよね。
診療科目は次の通りです。
内科、消化器科、循環器科、呼吸器科、心療内科、神経内科、精神科、小児科、外科、呼吸器外科、心臓血管外科、脳神経外科、整形外科、形成外科、小児外科、眼科、耳鼻咽喉科、病理診断科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、放射線科、麻酔科、歯科口腔外科、臨床検査科、乳腺外科
所在地は〒104-8560東京都中央区明石町9番1号
そして特別個室です。
特別個室A 3室 一日の室料110,000円 お部屋の広さ:約30㎡
特別個室B 30室 一日の室料66,000円 お部屋の広さ:約23㎡
ご面会者様用の応接セットがございます。
テレビ・冷蔵庫は無料でご使用いただけます。(テレビの大きさ:40インチ)
DVD・Blu-rayプレイヤー、シャワーに加え、専用の浴槽、タオル・バスマットは毎日交換、。シャンプー・リンス・ボディーソープもそなえつけです。
ここも三井記念病院と同じようですので、それほど豪華ではないようです。
小泉進次郎氏が盲腸で入院した病院のは何処?セレブ病院の部屋は?のまとめ
小泉進次郎氏の入院の話題から、どんな病院があって、部屋の内容はどんなものか調べてみました。
確かに高いといえば高いのですが、都心の中で、70㎡のホテルを借りるとすれば、それほど変わらないかなとも思いますが、我々庶民は相部屋しか利用したことがないので、うらやましいような気もします。
なんかのチャンスがあれば一泊なりとも入院してみてはいかがでしょうか。
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