境界戦機第6話「旅路」のあらすじと感想

映画・ドラマ

境界戦機は2061年の近未来の日本を想定したアニメです。日本は人口減少、経済破綻によりすっかり無力化しており、世界の4つの経済圏に分割支配されています。

主人公の椎葉アモウは自立型AIのガイと出会ったことから、戦闘ロボットのケンブのパイロットとしてレジスタンス組織八咫烏に加わることになります。

スポンサーリンク

境界戦機第6話「旅路」のあらすじと感想

最初に紫々部シオンの生い立ちが紹介されます。

彼女は姫之焼という陶芸の家に生まれ、祖父と一緒に暮らしていましたが、アジア自由貿易協商の軍隊に工房を接収されてしまいます。

それによって祖父は失意のうちに亡くなった過去が語られます。

ケンブとジョウガンは戦闘が続いたため不調となる

アモウが乗るケンブとゴウケンが乗るジョウガンはしばらくメンテをしていなかったため、八咫烏に合流する前に不調となってきます。

このため、彼らは部品を調達するため、町にある八咫烏の連絡員のところへ、部品を取りに出かけ部品を受け取ります。

前回の一回の戦闘だけでしたが、意外と早くメンテしなければならなくなるのにはびっくりしました。激しい使い方をしていたので仕方がないことですが。

オセアニア連合軍はアジア軍に対して攻勢に出ることになります

前回、アジア軍の日本人虐待の情報が出たことから、隣接するオセアニア連合軍はこの機会に、日本人の保護を名目に、奇襲をかけることになります。

港に寄港した貨物船からアメインの部隊が進出して攻勢に出ます。日本人居留地区を巻き込んで戦闘になります。

国際世論を気にするところはアニメも進歩したものです。何をするにも名目が必要なので、オセアニア連合も良いところに目を付けましたね。

そこからの戦闘ははっきり言って日本人のことなど全く考慮していません。戦闘になった時に巻き込まれるのは仕方がないという考え方です。

これが戦争というものでしょう、敵か味方かの区別はついてもあとはどうでもよいのです。

何もできない、アモウとゴウケン、AIのガイとケイが活躍

この戦闘に巻き込まれてもケンブとジョウガンが使えない状態では、手をこまねいているしかないのです。

ここで活躍するのがAIのガイとケイです。彼らは、市内のシステムに侵入して、戦闘に巻き込まれないよう、住民たちを安全な場所に避難させようとします。

本当に頼りになるAIですね。彼らが街のディスプレイを乗っ取って、安全ルートを指示するところなどは、爽快です。

紫々部シオンとアメインのレイキの登場です

戦闘がどんどん激しくなっていき、ガイとケイの努力にもかかわらず、被害が拡大しそうなとき、突然、第三のアメインが登場します。

これが紫々部シオンが乗り込んでいるレイキです。

レイキは他のアメインと違って、強大なジャンプ力と空を飛ぶ力を持っていることです。そして、たちまちのうちに、両方の部隊のアメインを打倒していくのです。

主に使っている武器は薙刀ですが、速い速度で次から次へと、オセアニア連合軍とアジア軍のアメインを一刀のもとに打倒していきます。

こうして、両軍の損害が大きくなりすぎたため、両軍は撤退を始めてとりあえず平穏が戻ることになります。

本当に鮮やかなレイキの登場でした。それも高速で空を飛んでいきますから強かったですね。ひょっとしたら、ケンブやジョウガンよりも強いんじゃないかと思いました。

レイキを紫々部シオンがどのように操作しているかはわかりませんが、素晴らしい結末でした。

アモウとゴウケンはシオンと出会うことになります

アモウとゴウケンは部品を持ち帰り、ケンブとジョウガンが隠してある所へ戻ります。そこにはレイキが待っていました。

このレイキに入っているAIのナユタというのが曲者で、自称イタリア紳士で自分のことをアンジェロと呼んでいます。

そして、助けてやったことに感謝しろと彼らに迫ります。AIのガイとケイも仕方がないと思いますが、ナユタには相当の悪い印象を持ったようです。

そして、姫を紹介するといって、紫々部シオンがあらわれます。16歳の女の子ですから、アモウとゴウケンと変わりませんが、なぜか出てきた途端に大泣きしてしまいます。何が起こったのでしょうか。

不思議な幕切れでしたが、それにしても鼻につくのがナユタです。すっかり上から目線で彼らに接していますので、彼らの感情の修復はどうなるのでしょうか。

境界戦機一覧はここをクリック

スポンサーリンク

境界戦機第6話「旅路」のあらすじと感想のまとめ

今回は鮮やかなレイキの出現が最大の特徴です。とても強いアメインですがケンブとジョウガンとどのような関係を持っていくのでしょうか。

紫々部シオンについても、とりあえず出自はわかりましたが、どのような経緯で八咫烏に加わってきたのかがまだ解説されていません。

ここらもだんだん解き明かされることになるでしょう。しかも、突然の大泣きの原因もわかりません。

次回は、どうやら北米同盟の登場となるようです。ケンブとジョウガンを分析した、さらに強力なアメインの登場があるのでしょうか。

境界戦機一覧はここをクリック

コメント

タイトルとURLをコピーしました