境界戦機は2061年の近未来の日本を舞台にしたアニメです。日本は人口減少、経済破綻によりすっかり破綻し、世界の4つの経済圏に分割支配されています。
主人公である椎葉アモウは自立型AIのガイと知り合ったことから、戦闘ロボットのケンブのパイロットとしてレジスタンス組織八咫烏に加わります。
前回では、第三のアメインであるレイキの鮮やかな登場でした。そしてパイロットの紫々部シオンの登場でしたが、なぜか大泣きするのでした。いったいどういう事情があったのでしょうか。
境界戦機第7話「討伐」のあらすじと感想
今回の境界戦機は主に北米同盟の内情とか八咫烏の立ち位置とかがだんだんわかってきました。
北米同盟はゴーストの捕獲作戦に出ることとなる
日本の枢要地域を支配下に置いている北米同盟ではブラッド大尉にゴーストの捕獲作戦を行うことを命じることになります。そして、えり抜きのパイロットを2名配属することになりました。
現在ゴーストはアジア軍の支配地域に潜伏しているものの、アジア軍はオセアニア軍との戦闘で注意が行き届かないため、この機会にゴーストを捕獲又は破壊しようとするものです。
一番先端と思われていた北米同盟も実は自立型AIをまだ備えていないため、自立型AIを備えているゴーストを是非捕獲したいのが実情だそうです。
また、アジア軍の支配地域での作戦となるため、大部隊は出せず、少数の搭乗型ロボットで作戦を遂行することになります。
日本を分割統治している北米同盟、アジア自由協商連合、オセアニア連合も自立型AIというものを持っていないのです。
それでは、一番遅れているはずのレジスタンス八咫烏がどうして3体の自立型AIを持っているのか不思議ですよね。
また、北米同盟の支配下の地域が一番安定していることもわかってきました。日本人は本心かどうかはわかりませんが、北米同盟に守られているという認識を持っている人も少なからずいるようです。
そんなこと、北米同盟は真剣に考えていないことがわかるブラッド大尉は少しナイーブになっています。
ブラッド大尉の部隊はゴーストの捕獲に出かけます
3体の搭乗型アメインと攻撃機で出撃します。ブラッド大尉はまず、ゴーストが潜伏している洞窟の出入り口を1か所を除き爆破し、出口で対峙することとなります。
ゴーストの自立型AIは人間の立てる作戦のパターンが理解できず、最初は戸惑いますが、すぐに相手のパターンを読み取って、対応してきます。
また、妨害電波でミサイルをかわしたり、また、攻撃機を乗っ取って自分の味方に操るなど、北米軍と言えどもとてもかないません。
最後にブラッド大尉がAIにはできない戦法を駆使してなんとかゴーストを仕留めることができましたが、それもつかぬ間、ゴーストは攻撃機を乗っ取って立ち去ってしまいます。
素晴らしい戦闘シーンでした。今回は半分ぐらいの時間がこの北米軍対ゴーストの戦闘シーンでしたので、見ている間に終わってしまいました。
ゴーストの強いこと。また、ブラッド大尉がロボット戦闘のエクスパートであることが認識された今回でした。
ブラッド大尉は北米軍でありながら、占領地にシンパシィをいだく不思議な存在であることもわかりました。
境界戦機7話視聴
今回は北米軍メイン回で、今作の機体設定を活かした戦術を見れたりと戦闘面が濃い回でした。やはり有人機こそ至高。
ブレイディハウンドのデザイン良い…しかしゴースト、隠し腕にジャミング機能、相手機体の制御乗っ取りが可能な上に不死性が高いとかチート過ぎる…#境界戦機 pic.twitter.com/i8Bo43D0VM
— ヨシキ (@NHG_Erl_sung) November 17, 2021
八咫烏の本拠地に椎葉アモウ、鉄塚ガシン、紫々部シオンが帰る
やっとのことで三人は八咫烏の本拠地に帰ることができたようです。その途中でいろいろな情報がわかってきました。
まず、あの鮮やかなデビューを果たした紫々部シオンはあの時が最初の戦いだったそうです。それにしてもすごいですね。
また、アメインのレイキに搭載されているAIの本名はナユタという名前で、アンジェロは自称だということです。それにしても、このナユタはガイ、ケイとは相変わらず反りが合わないようです。
彼らは日本で開発されたのではなくて、外国のアイリスという機関で開発されたようです。また、三体のアメイン、ケンブ、ジョウガン、レイキも日本ではないブレンゾン社によって開発されたようなのです。
そして、到着後、八咫烏の代表宇堂キリュウとブレンゾン社のジェルマンに引き合わされます。ジェルマンは最初からビジネスとして考えているようで、何か難しい展開になりそうです。
レジスタンスの代表がビジネスマンそのもののような宇堂キリュウということで、アニメにしては、なかなか奥の深い展開になってきているようですね。
7話。
えぇ…今回めっちゃおもろいやん…
正直主役側のチートぶりに萎えてた。
マジでブラッドさん主役で北米軍の話にしてくれんかなあ…
2話以来の本当におもろいロボットアニメでしたよ。北米軍がちゃんと軍隊として強いしゴーストも恐ろしく強い。
リアル系は斯くあるべし。 pic.twitter.com/nHhhxk16BP— クルペッコ (@e6b3pVot9AHLhgK) November 17, 2021
境界戦機第7話「討伐」のあらすじと感想のまとめ
今回は、半分ぐらいが北米同盟とゴーストとの戦いでした。これによって、北米同盟の立ち位置がわかるようになってきました。やはり、一番まともな感じのようです。やはりアメリカを想定しているのでしょうね。
となると、アジア自由貿易協商は中国、オセアニア連合はオーストラリア、大ユーラシア連邦はロシアということになるのでしょうか。まだ、大ユーラシア連邦は出てきていないので、どんな感じになるのかわかりませんが。
どうやら欧州が出てこないところを見ると、ここと八咫烏が繋がっているのかなとも想像してしまいます。こんなところは次回のお楽しみに。
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