境界戦機第4話「別離」のあらすじと感想は

映画・ドラマ

境界戦機は2061年の近未来の日本を描いたアニメです。日本はついに衰亡してしまい4つの経済圏による分割統治を受けています。

四国に育った椎葉アモイは偶然、戦闘型ロボットのケンブを手に入れ自立志向型AIのガイと知り合い、レジスタンス組織八咫烏に助けられます。

第4話は別離という題がついていますがどんな内容でしょうか。

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境界戦機前回までのあらすじと感想

椎葉アモウは何とかレジスタンス組織八咫烏に留まることになり、その間にケンブの改修が進行していきます。

八咫烏の熊井ゴウケン部隊長からレジスタンス組織に加わらないかと誘いを受けます。

アモウは実際の戦闘に接してみて、自分が死ぬのは怖いが、自分の知り合いが亡くなってしまうのはもっと嫌だという思いに駆られて、なかなか踏み切れません。

そんなアモウをやさしく支えてくれるお姉さんが甲咲リサです。アジア自由協商軍との交通事故で家族全員を失った暗い過去を持っていながら、アモウの考えを尊重して見守っています。

ここまで準備がそろっていれば、今回から、アモウはレジスタンス組織に加わってケンブの本格開始かと期待していましたが。さてどうなることやら。

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境界戦機第4話「別離」のあらすじと感想 ゴースト登場

いきなり謎のアメインがレジスタンスのキャンプ地を襲撃してきます。アモウはケンブに乗り、鉄塚ガシンはジョウガンに乗って戦おうとします。

謎のアメインの正体は「ゴースト」

この戦いの中で、ガシンはこの謎のアメインが「ゴースト」と言われるアメインであることがわかってきます。

このゴーストはどの経済圏にも属さないアメインでそれが、どの軍に対しても襲撃をするという性格を持っています。どうやら無人のアメインらしいのです。

そしてそのパワーは強力無比でとても1体のアメインでは対抗できないのです。

また、このゴーストには奇妙な特性があります。通常はアタッチメント認証と言って敵の武器は使えない仕組みになっているのですが、このゴーストは敵の武器でも平気で装着できることです。また、敵の部品も平気で取り込むことができるのです。

どうもこのゴーストは無敵の様相でした。これは天が与えた災難としてひたすら耐えるか、逃げるしか方法がないようです。

鉄塚ガシンはゴーストに父を殺された辛い記憶が

鉄塚ガシンはその昔アメインの訓練をしていました。その時ガシンの父がジョウガンのパイロットだったのです。

そしてある日、ガシンが父にジョウガンに乗ってみたいとせがみます。

父親はいつのも見回りだから大丈夫だろう、いつかジョウガンに乗ることもあるだろうから、慣れるために譲り、父は練習用のアメインで見回りに出かけます。

その時に、ゴーストが突然父に襲いかかり、ガシンは駆け付けるが間に合いませんでした。そして、父のアメインの右腕を自分にくっつけてその場を去ってしまいます。

それ以来、ガシンはゴーストをしとめることを自分の使命と考えていました。

こんなつらい記憶があれば熱くなりますよね。

しかも、自分がせがんで最新鋭のジョウガンを使ってしまって、父は練習用アメインに乗せたのですから、自分が殺したようなものだと負い目を感じているのでしょう。

ゴースト対ケンブとジョウガンの戦いは

キャンプを襲ったゴーストに対してケンブとジョウガンは戦うことになります。

ガシンは父の敵と遮二無二ゴーストに対峙しますがとても単独では敵わないのです。

隊長からまたAIのケイがしきりに引き止めますが、熱くなったガシンはなかなかいうことを聞きません。

それでも隊長の懸命の説得でやっと協調して攻撃ができるようになり、何とか互角に戦うことができるようになります。しかも部隊からの掩護射撃も的確に効果を発揮します。

実はこの部分が半分ほどの時間をかけたところだと思いますが、画面にお目にかけられないのが残念でした。ぜひ間に合えば見逃し配信を見ていただければ幸いです。

そしてこの戦闘の中で悲しい別離がありました

ゴースト対ケンプとジョウガンの戦いの前半で、ゴーストの注意を引き付けるために、甲咲リサがゴーストに対して銃撃に出ます。

しかしながら、その乗っていた車両が敢え無くゴーストに潰されてしまうのです。

前回で悩むアモウを元気づけていた甲咲リサですが、早々といなくなってしまいました。

前回の様子から言えば、これからアモウのお姉さん代わりになってやさしく見守っていく存在だと期待していましたが、残念でした。何とか復活できないでしょうか。

更にもう一つの別離があったのです

やっとゴーストがいなくなってキャンプから撤収していくアモウとガシンでしたが。アモウはこれ以上人の死に関わることができないと、ついに八咫烏から分かれることになります。そして、ケンブを滝つぼに隠して、新たに旅立つことになります。

これには、いよいよ驚かされました。いくら何でもこれで正式にレジスタンスに加わってと思っていたのですが。W別離ということです。

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エピローグ 北米同盟のワット大尉という新しい敵の登場

本当は、エピローグとして描かれていないのですが、エピローグ的に描いたほうがおもしろいのでこうしておきました。

八咫烏のキャンプ地を撤収した後に北米同盟軍のワット大尉とハーディー准尉がやってきます。このワット大尉が秀逸な能力の持ち主です。

現場の足跡、状況からどのような能力のアメインがどのように戦ったかを調べ出すことができるのです。むしろ透視能力と言っても良いほどです。そして、その三体のアメインを割り出して、自分のキャンプで図面まで引くことができてしまいます

ここまでくると超人としての透視能力と考えてよいでしょう。いくら地形を精密に調べてもここまでわかるわけはないですからね。

そして、最後に気になることを言っていました。レジスタンスの八咫烏にはその後ろに強力な資金源がついているということです。ついに北米同盟まで出てくるようになって、だんだん話の広がりが出てきて面白いですね。

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