こんにちは!アニメ『境界戦機』を視聴している皆さん、第11話から第12話にかけての展開は本当に息をのむものでしたね!
特に、ケンブ、ジョウガン、レイキの八咫烏(ヤタガラス)が、あの「ゴースト」と再び相まみえることになった「隠岐の島戦」は、まさに物語の折り返し地点にふさわしい激戦でした。
今回は、この隠岐の島を舞台にした決死の戦いを振り返りつつ、ゴーストの恐るべき強さ、そして裏で糸を引く北米同盟・ブラッド大尉の真の狙いについて、熱く考察していきます!
ブラッド大尉の誘い!? 八咫烏は北米同盟の策に乗るのか
第11話冒頭、北米同盟のブラッド大尉から提供された「ゴーストの居場所」という情報は、アモウたち八咫烏にとってまさに**毒入りの餌**でした。
ガシンにとっては、父の敵であるゴースト。目の前に敵の居場所を突きつけられて、戦いに乗り出すのは当然の流れのように見えます。しかし、冷静に考えると、もとから北米同盟はゴーストと八咫烏をぶつけ、その間に漁夫の利を得ようとしているのは明らかです。
「この誘いに、みすみす乗ってしまうのだろうか?」
視聴者である我々は誰もがそう思いましたよね。それでも、アモウ、ガシン、シオンの3人は、戦うことを選びます。これは、ガシンの復讐心だけでなく、ゴーストの存在が日本にとってあまりにも大きすぎる脅威だからでしょう。彼らは、**北米同盟の策略を承知の上で**、その情報を利用する**苦渋の決断**を下したのです。
隠岐の島戦、開戦!ゴーストの超絶進化とアジア軍の惨敗
廃坑に潜む「ゴースト」:調査で判明したその居場所
八咫烏の調査により、ゴーストが**隠岐の島の廃坑**に潜伏していることが確認されました。
自らを作り変えて益々パワーアップしていくゴースト。今度はどのような強さを発揮するのでしょうか。
このナレーションの通り、ゴーストはただ潜んでいたわけではありません。自己進化を続けるAI兵器、**ゴーストは隠岐の島でさらにパワーアップ**していたのです。
アジア軍・精鋭6機を瞬殺!ゴーストの圧倒的なパワーアップ
その裏付けとなるのが、アジア軍の悲惨な敗北です。
ちょうど同じ頃、アジア軍もゴーストの潜伏を確認し、**6体のアメイン**からなる2部隊を投入し、廃坑を挟み撃ちにする作戦を決行しました。
しかし、その結果はあまりにも一方的でした。
6機のアメインは、ゴーストの敵ではありませんでした。まるで子供だましのように、3機ずつ個別撃破され、**全滅**。アジア軍は2機のアメインとわずかな守備部隊を残して、本土への退避を余儀なくされました。気の毒にも、残された部隊は**見捨てられた**と感じたことでしょう。
これは単なる「完敗」です。この圧倒的な光景は、私たち視聴者に「**生半可な力ではゴーストには勝てない**」という現実を突きつけましたね。
アモウ、ガシン、シオンの決断:隠岐の島・日本人救出という名目
ガシンの復讐心と八咫烏の苦渋の選択
ゴーストの情報を得たアモウ、ガシン、シオンは、まず全員の**参加の意思を確認**します。
ガシンにとってゴーストは父の仇。戦いたい気持ちは山々ですが、アジア軍の惨状を見れば、**たった1機で挑んでも勝ち目がない**のは明らかです。八咫烏は、**日本人の命**という大義名分を掲げ、**隠岐の島に残された住民の救出**という名目で出動することを決定しました。
(違和感検証)なぜ今、島の住民救出を優先したのか?
ここで一つ、皆さんも感じたであろう**「違和感」**について考えてみましょう。
確かにゴーストは神出鬼没です。現れた場所の日本人をいちいち避難させていたらきりがありません。しかし、この時点の隠岐の島は、アジア軍がゴーストに蹴散らされて治安部隊がいなくなり、**住民が放置された状態**になっていました。
八咫烏としては、この**空白地帯**に乗り込むための**大義名分**が必要だったのです。
「島の治安部隊がいなくなった今、日本人を安全なところに避難させる」—この名目は、八咫烏が行動を開始するための**最も説得力のある理由**であり、**ゴースト討伐への布石**でもあったわけです。この「建前と本音」のバランスこそが、境界戦機のリアリティを生んでいます。
八咫烏の命懸けの「ゴースト討伐作戦」全貌
奇妙な白昼の輸送作戦:アジア軍が動かない理由
八咫烏の作戦は、以下の二段構えでした。
- 住民の救出:島の住民にコンタクトを取り、船を集めて島外へ避難させる。
 - ゴーストの討伐:避難と並行して、ケンブ、ジョウガン、レイキの3機で廃坑を襲撃する。
 
避難のための漁船を白昼堂々集め、出港させたシーンには、私たちも**「なぜアジア軍は妨害しないんだ?」**という疑問を抱きました。
これは、アジア軍が**ゴーストに大敗を喫した後**で、**本土防衛を最優先**するために、**戦略的に後退し、島を放棄した**と考えるのが自然でしょう。つまり、八咫烏は、アジア軍の**「完敗」という結果**によって、かえって行動の自由を得られたのです。
新兵器登場!「電磁ネット」はゴーストに通用したのか?
作戦の最終段階、再び活動を開始したゴーストを追い詰めたケンブ、ジョウガン、レイキは、ついに**新兵器**を投入します。それが、**ゴースト拘束用の電磁ネット**です!
洞窟に潜んでいたゴーストが再び活動を開始し、島に残っていたアジア軍残留部隊と2機のアメインを蹴散らそうとした瞬間、ジョウガンの銃撃がゴーストの動きを止めます。アジア軍部隊は一命を取り留め、八咫烏の捕虜となりました。
そして作戦通り、ケンブ、ジョウガン、レイキはゴーストを日本人の避難の邪魔にならない方向に誘導し、電磁ネットを放出。ゴーストの高速機動を封じることに成功します。
境界戦機第12話
物語的に折り返しにあたる前後編で、メカアクションでのキレある動きの作画が見所
素速い振り向きや銃撃つケンブのアクションがイイ
暗い夜の戦闘なので、日中より火花や光がアクセントになってビジュアルもキレイに決まってる
今回の困り顔のミスズさんもヨシ!#境界戦機 pic.twitter.com/Xkx2I2KHjh— NM v945 ガンプラと映画は愉し (@NM5963) December 22, 2021
このネットは、ゴーストがAI兵器であるため、**電気的な拘束**が有効であるという着想から生まれた、八咫烏の努力の結晶です。確かに有効に作用しましたが、ゴーストは**決定的なダメージ**を与えるには至りません。最強のAI兵器ゴーストは、人類の知恵の結晶である**電磁ネット**を、**アース線**のようなもので電流を逃がすという、恐るべきスピードで攻略してしまいました(第12話ラストのヒント)。
炎の中から立つゴースト!作戦は失敗か?次なる一手を考察
電磁ネットを破られた八咫烏は、すぐに**次の作戦**に移ります。
ケンブとレイキがゴーストを**アジア軍の弾薬庫**に誘い込み、電磁ネットで縛り付け、さらに爆薬を追加。そして、ジョウガンの射撃で**弾薬庫ごとゴーストを破壊**するという、まさに捨て身の総力戦でした。このまでの訓練と準備が生かされた瞬間です。
大爆発を起こし、炎の中に包まれたゴースト!
「これで、ついに決着か!」誰もがそう思った瞬間、私たち視聴者の度肝を抜く光景が展開します。
炎の中から立つゴースト!作戦は失敗か?
しかし、
炎の中からゴーストが現れることになります。
圧倒的な爆発にもかかわらず、**ゴーストは無傷**で炎の中から現れます。
視聴者の感想の通り、**「もうほんとどうやってこいつ倒すんだろ状態」**です。この時点で、八咫烏の練りに練った作戦と、彼らが持ち得るほぼ全ての戦力が、ゴーストの**圧倒的な進化**の前に水泡に帰したことが分かります。
境界戦機、12話見終わりました。
アメインゴーストがやはり強い!
電磁網→アース線で電流逃がす
火薬で大爆発→無傷
もうほんとどうやってこいつ
倒すんだろ状態になってる・・
どうやって倒すのか来週が楽しみ
(´ω`)#境界戦機 pic.twitter.com/pfABdKCxL— マーサル (@mtwo13) December 22, 2021
今回は、久しぶりにゴーストとの息詰まる戦いが展開され、楽しむことができました。しかしこれだけのことをしてもびくともしないゴーストには本当に驚きです。
ゴーストが放った「トランザム」?ブラッド大尉の企みを深読み
そして忘れてはならないのが、この戦いを仕掛けた**ブラッド大尉**です。
彼はこの八咫烏とゴーストの激戦をどこからか静観していたでしょう。ブラッドの目的は、八咫烏がゴーストの**戦闘データ**を取得すること、そしてゴーストの**自己進化の限界**を探ることだったかもしれません。
ゴーストと雪辱戦の開幕ですね✨
ブラッドさんが何か企んでいるようですし、00の敵も味方もトランザム!みたいな、各経済圏の軍部がゴーストのAIを流用し泥沼化・・・みたいな戦況になったりするパターンもあるのかな?🤔(その展開、私は好きよ) pic.twitter.com/PLczao2sbm— ソノン (@sononheaview) December 26, 2021
ソノンさんのツイートにあるように、ゴーストの技術やデータが、これから各経済圏の手に渡り、**戦況が泥沼化していく**可能性も十分に考えられます。ブラッド大尉の本当の狙いは、このゴーストという**パンドラの箱**を、誰かに開けさせることだったのかもしれませんね。
**炎の中から出てきたゴースト**は、八咫烏を倒すために追撃をかけるのか? それとも、次の進化のために再び姿を消すのか?
そして、**八咫烏に残された最後の作戦**とは?
物語はさらなる混迷へと突入していきます。次の展開が楽しみでなりません!
  
  
  
  

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