映画「ブレイブ 群青戦記」を史実「桶狭間の戦い」から大胆予測!

映画・ドラマ

映画「ブレイブ 群青戦記」が2021年3月12日から公開されます。

この映画は全国レベルのスポーツ有名校がタイムスリップをして、戦国時代1560年の桶狭間の戦いの直前に現れるものです。

この映画を楽しむためには、1560年の桶狭間の戦いの状況を知っておいた方が楽しめかと思い当時の状況を簡単に説明します。

一般に知られている戦国時代で扱われる頃より20年ほど前になります。主な出演者の立場も、相当異なっております。

スポンサーリンク

桶狭間ってどの場所にあるの

名古屋市緑区桶狭間の場所と推定されています。場所については諸説ありますが、現在ある桶狭間古戦場公園ということにしておきます。

東海道本線の南大高と名古屋鉄道の中京競馬場前に挟まれた地域です。

桶狭間から西北西2㎞の大高城北西の2㎞の鳴海城は今川軍の勢力下にはいっています。桶狭間の東南東3㎞に沓掛城がありここに既に今川義元がおります。

沓掛城と大高城、鳴海城の連絡を絶つため、北側から織田信長の勢力である丹下砦、善照寺砦、中島砦、鷲津砦、丸根砦が桶狭間の西側に縦に入り込んでいます。

従って星徳高校は大高緑地か鳴海高校の辺にタイムスリップしたのではないでしょうか。これらの砦の東側、桶狭間の西側になるだろうと考えられます。

これだと、織田軍からは今川軍の回し者が一夜城を作ったような錯覚に陥るでしょう。

ちょうど高校がありますので、そのイメージで良いかもしれません。

原作の漫画では滋賀県になっておりますが、タイムスリップ物では地域固定ですので、愛知県下のスポーツ有名校という設定になるでしょう。

映画・ドラマ一覧の映画へはここをクリック

スポンサーリンク

そのころの今川、織田の勢力圏はどんな感じだったの

後から考えれば、織田信長は戦国時代の覇者ですし、豊臣秀吉もその次、徳川家康に至っては幕府の創始者ですので、相当なものだったと思うでしょう。

でも1560年は戦国のはじめですから、だいぶん状況が異なっています。

今川義元

この時代の大大名です。既に駿河と遠江を支配して、三河も勢力範囲においております。すなわち静岡県のほとんどと愛知県の東半分を実質的に治めています

1560年は尾張の国、すなわち愛知県の西半分を攻略するため遠征してきました。6月5日には先ほどご紹介した沓掛城に入っております。

勢力は2万5千とも4万5千とも言われています。

織田信長

尾張の国の大名ですが、家督相続をめぐって内紛があり、やっと前年に尾張の国を治めただけです。当時まだ25歳です。

まだ、反対勢力が各地にあり、完全に尾張国を治めるのに2年ほどかかる状態です。当時この戦いにさける兵は2千とも3千ともいわれています。今川軍の十分の一です。

豊臣秀吉(木下藤吉郎)

織田信長に足軽として仕えていたようです。まだ23歳です。織田軍の中では全く無名の筈です。

私が若いころに習った話では、織田信長の出陣に走ってついていったと聞きましたが、真偽のほどはわかりません。

でもいなければ映画にも出ないのでこの説をとっているのでしょう。

徳川家康(松平元康)

まだ16歳です。今川氏の人質として三河勢を率いて今川軍が支配している大高城に兵糧を物資を届けに行った後、織田軍の丸根砦の攻略に向かいます。

映画・ドラマ一覧の映画へはここをクリック

スポンサーリンク

桶狭間の戦いはどのように展開したの

6月12日午前3時、松平元康が織田軍の丸根砦、鷲津砦に攻撃を開始する。

午前4時、情報を知った織田信長は幸若舞の敦盛を清州城で舞った後、たちまち出発します。ここはとても有名な場面ですので、見かけた方もいるでしょう。

午前8時、熱田神宮に到着し戦勝祈願を行います。ここでも有名な話は、銭を投げて表が出たら勝ちと宣言し、表が出たとのこと。

実は、両方表が出るように張り合わせてあったとのこと。大事な人心掌握術です。

午前10時頃に善照寺砦に入ったとのことです。その勢力は2千から3千ぐらい。

その頃鷲津砦、丸根砦は戦いの真っ最中で、織田軍は今川軍に制圧されてしまいます。松平元康は今川軍として丸根砦を攻めております。

11時から12時の間に、沓掛城と大高城の間の障害となっていた鷲津砦、丸根砦が落ちたので、今川義元は沓掛城から大高城に向かって進軍を開始します。

今川軍進軍の報を受けて、織田軍の進撃開始となります。

今川軍は沓掛城から大高城まで数キロの距離を東西に侵攻し、織田軍はそこに向けて北から攻めることになります。

13時ごろ土砂降りとなります。これに紛れて織田軍が今川軍本体の奇襲となり、今川義元は討ち取られてしまいます。これによって今川軍は総崩れで退却となります。

大高城にいた松平元康も戦場を離脱し、一時岡崎近郊の大樹寺に立て籠り窮地に陥りますが、何とか岡崎城までたどり着きます。

映画・ドラマ一覧の映画へはここをクリック

スポンサーリンク

この戦いにタイムスリップするとすればどうなるの

桶狭間の戦いの設定に合わせると、タイムスリップは6月5日から6月11までの間になります。この時期に先ほど述べた大高緑地近辺に突如高校が現れます。

当然、鷲津、丸根砦の近辺ですので、織田軍は攻撃を開始するでしょう。

そして、瀬野遥(山崎紘菜)を含む何人かの仲間が丸根砦に連れ去られてしまいます。

本当は殺されてしまうのでしょうが、筋書きとしてはそれでは成り立たないので、仕方がないでしょう。

その後、今川軍の一員として兵を率いていた松平元康がここらに進軍してきます。

ここで西野蒼(新田真剣祐)と松平元康(三浦春馬)が知り合い、丸根砦の攻撃の先鋒として乗り込むことになります。

幸い6月12日の午前中に丸根砦は陥落しますので、この時点で西野蒼は連れ去られた仲間を助け出すことができるのです。

ただし、ここからが問題です。

その僅か2時間後には総大将の今川義元が討ち取られてしまいますので、今川軍は総崩れになります。頼みの松平元康も大高城から脱出して、岡崎城を目指して脱出します。

西野達高校生グループはどうなるでしょう。そのまま居れば織田軍の餌食になってしまいます。

一番可能性の高いのは松平元康に同行して岡崎を目指すのですが、高校を明け渡してしまっては、帰るチャンスがなくなります。

通り道に高校があるはずですので、高校に差しかかったときに、同じような現象があらわれて、再び高校生は現代に戻るという筋書きを想像しました。

これで大部分の高校生は無事に戻れます。めでたしめでたしです。多くのタイムスリップ物はこの程度の時間で戻ってしまいます。長ければ長いほど戻りにくくなります。

でもこのストーリーにすると2つの点で不満が出てきてしまいます。

1.原作にある西野蒼は松平元康の意志を受け継いで、どこかで入れ替わり、徳川家康となって戦国の世に終止符をうつ存在となるというテーマがなくなってしまう。

このため、高校生は現代に帰っても、西野蒼のほか数人には事故か何かでもう少し残ってもらう必要が出てきます。

最短、大樹寺で松平元康が、亡くなったことにして入れ替わる手もあるのですが、西野にしてみれば戦国時代にきて2、3日ですので、そんな簡単に決心がつかないでしょう。

もう少し時間稼ぎが必要です。

2.せっかく織田信長が登場するのに、全く接点なく映画が終了してしまう。

織田信長が前線に現れて、彼らの活躍を見て、取り込んでしまう。という手がありますが、そうなると松平元康と接点を持つのに2年ほどかかります。

ここらで木下藤吉郎が出てくる可能性がありますが、まだ織田信長からは部下の一人としても認識されていないでしょう。

こちらになると松平元康との接点が希薄になってしまいます。

ということで、この2点の展開をどのように納めるかが見どころになります。

映画・ドラマ一覧の映画へはここをクリック

スポンサーリンク

映画「ブレイブ 群青戦記」を見る前に知っておこうのまとめ

映画「ブレイブ 群青戦記」の劇場公開が2021年3月12日いよいよ始まります。

この映画はスポーツ有名校の高校生たちが学校ごと戦国時代桶狭間の戦いの直前にタイムスリップする物語です。

このため、桶狭間の戦いがどのように進行したか、その背景はどうであったかを説明し。この史実を踏まえて、作品がどのようになっていくかを推測したものです。

もちろんフィクションですので、史実を無視しても構いませんし、俳優さんの演技を見ることが大切と思う方もいらっしゃいます。

史実とフィクションがどのようにかみ合うかを推測してみるのも楽しみの一つかと思います。公開を楽しみに待ちましょう。

映画・ドラマ一覧へはここをクリック

コメント

タイトルとURLをコピーしました