弓道の弓の選び方|初心者へのおすすめ・種類とランキングの見方

道具、衣装

弓道の弓の選び方は、無理なく扱える弓力と引き尺を優先し、初心者はグラスファイバー弓を第一候補にするのが基本です。

弓を買うとなると、値段、弓力、長さ、耐久性、グラスファイバーかカーボンか、さらには竹弓への憧れまで、いろいろ悩むものです。おすすめランキングを見る前に、自分の身体と現在の射に合う条件を整理すると、候補を絞りやすくなります。

この記事では、最初の一張を選ぶ順番から、弓の種類、竹弓の銘柄・特徴を比較する視点、購入時の確認事項まで、私自身の経験と一般的な選び方を分けながらお伝えします。

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  1. 弓道の弓の選び方は?初心者が最初に確認する5つのポイント
    1. 弓力・引き尺・弓の長さは別々に確認する
  2. 弓道の弓を買う時のスタンス|初心者は急いで買わなくてもよい
    1. 弓力は何キロを選べばよいのか
    2. 引き尺から並弓・二寸伸び・四寸伸びを考える
    3. 初めて弓を買うなら経験者について来てもらう
  3. グラスファイバー弓とカーボン弓のどちらがおすすめ?
    1. 弓道の弓の種類は?素材と長さを分けて整理する
    2. 弓道の弓でおすすめの銘柄は?
    3. 弓道の弓ランキングはどう見ればよい?
  4. 竹弓を買うまでに学んでおくこと
    1. 竹弓の破損と修理について知っておく
    2. 反動をつけるような引き方は厳禁
    3. 弓を必要以上にねじらない
    4. 弦を張ってすぐに使わない
    5. 冬の間は弓が乾燥し硬くなるので特に注意
  5. 竹弓はどのように買うべきか
    1. 竹弓の銘柄と特徴はどう比較すればよい?
    2. 店頭の竹弓は勝手に触らない
    3. 引き成りを経験者に見てもらう
    4. 気に入らなければ買わないのも正しい選択
  6. 弓道初心者におすすめの弓を選ぶときのチェックポイント
    1. 比較するときは「今の弓から何が変わるか」をメモする
    2. 購入価格だけでなく、使い始めるまでの費用も確認する
  7. 弓道の弓を買うときのおすすめの選び方と私の考察
    1. 最初の一本で、将来のすべてを決めなくてよい
    2. 道具の違いと、自分の射の変化を分けて考える
    3. まとめ|まずは今使っている弓の条件を確認する
  8. よくある質問
    1. 弓道初心者におすすめの弓は何ですか?
    2. 弓道の弓は何キロを選べばよいですか?
    3. グラスファイバー弓とカーボン弓はどちらがおすすめですか?
    4. 初心者でも竹弓を買ってよいですか?
    5. 弓道の弓は並弓と二寸伸びのどちらを選びますか?
    6. 弓道の弓ランキングで1位の商品を買えばよいですか?
    7. 竹弓の銘柄ごとの特徴はどう調べればよいですか?
    8. 弓具店で気に入った弓がなければどうすればよいですか?

弓道の弓の選び方は?初心者が最初に確認する5つのポイント

弓道の弓を選ぶときは、「弓力」「引き尺に合う弓の長さ」「素材」「現在の習熟度」「実際に引いたときの相性」の順で考えると、判断しやすくなります。

弓道を始めたばかりのころは、つい「おすすめの銘柄は何か」「何キロの弓なら格好がつくか」というところから考えてしまいがちです。

しかし、私が長く弓と付き合ってきて感じるのは、銘柄より先に見るべきものがあるということです。それが、今の自分が射法八節を崩さず扱えるかどうかです。

射法八節とは、足踏みから残心まで、弓を射る動作を八つの段階に整理したものです。弓を引く場面だけでなく、一連の動作を落ち着いて行えることを基準にしてください。

初心者が最初の弓を選ぶ順番を整理すると、次のようになります。

  • 今の自分が無理なく扱える弓力を確認する
  • 自分の引き尺から並弓・二寸伸び・四寸伸びを考える
  • 初めてならグラスファイバー弓を第一候補にする
  • 指導者や経験者に実際の射を見てもらう
  • 弓具店で候補を比較し、無理にその場で決めない

この順番を意識すると、「見た目や評判だけで買ってしまった」「強すぎて射が崩れた」といった行き違いを避けやすくなります。

弓道の弓選びでは、強い弓を引けることと、良い射ができることは別問題です。ここを最初に理解しておくことが、とても大切だと思います。

弓力・引き尺・弓の長さは別々に確認する

弓力は弓を引くときに必要となる力、引き尺は実際に引き込む長さ、弓の長さは道具そのものの寸法です。この三つを混同しないことが、弓選びの出発点になります。

「背が高いから強い弓」「男性だから重い弓」という決め方はできません。長い弓が必要な人でも、無理なく扱える弓力は別に確かめる必要があります。

また、商品に書かれた弓力の数字と、弓本体を手に持ったときの重さも別のものです。購入相談では、「引く力が負担なのか」「持ったときの重量感が気になるのか」を分けて伝えると、話が通じやすくなります。

私としては、最初に銘柄の一覧を作るよりも、自分の条件を書いた短いメモを作るほうが役立つと考えています。道具を選ぶための物差しができるからです。


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弓道の弓を買う時のスタンス|初心者は急いで買わなくてもよい

初心者が弓を買う時期は、段位だけで決めず、扱える弓力と引き尺がある程度見えてきたか、貸し弓を利用できるかで考えます。

自分が今どんな立ち位置にあるかを見極めることが重要です。弓力が定まらない間は、可能な限り道場に備え付けられた弓を借り、その時点の自分に合う弓で稽古する方法があります。

弓道を始めてしばらくすると、射法を覚えるにつれて扱える弓力が変化します。最初から将来を見越して強い弓を買っても、今の身体に合っていなければ練習の妨げになりかねません。

むしろ、「買ったからには引かなければ」と無理をしてしまうことさえあります。購入を少し待つことも、道具を大切に選ぶ姿勢の一つでしょう。

全日本弓道具協会も、弓は引ける強さがある程度決まってから購入し、練習頻度や個人差を踏まえて指導者に相談する考え方を示しています。全日本弓道具協会の弓道具の選び方でも、この順序を確認できます。

私自身の経験からは、環境が許すなら三段受審ごろまでは借り物で済ませるという考え方もおすすめしています。ただし、これは私個人の目安であり、三段まで自分の弓を持ってはいけないという意味ではありません。

すべての道場に豊富な貸し弓があるわけではありませんし、審査や稽古の都合で自分の弓が必要になる場合もあります。

私のときも道場の弓を借りて受審することができず、初段を受審するときには購入することになりました。そのような事情があれば、指導者と相談して、その時点に合う一張を選べばよいのです。

最初に購入する弓として、私はやはりグラスファイバー弓を第一候補に考えています。社会人になると竹弓が欲しくなる気持ちも分かりますが、竹弓には扱い方や保管、状態を見る知識も求められるからです。

竹弓には天然素材ならではの魅力があり、所有する喜びもあります。ただ、「壊れにくくなったと聞いたから」という理由だけで、最初の一張に決める必要はありません。

弓力は何キロを選べばよいのか

弓力は、年齢や性別から一律に決めず、射法を崩さずに繰り返し扱える強さを選びます。

キロ数の判定では、私の場合、自分の取り回しが自由にできるぐらいを一つの目安にしています。弓力の見極め方は別の記事でも紹介していますが、まず日頃の稽古で使っている弓を基準に考えるとよいでしょう。

弓力の見極め方はこちら

この考え方で確かめた弓力は、がっかりするほど低く感じるかもしれません。特に中年の男性は、「もう少し強い弓を引きたい」「この程度では物足りない」と思うこともあるでしょう。

しかし、将来のためには、ここはぐっと我慢するところです。この段階で弓の強い弱いを自慢しても、射法の習得にはつながりません。

強い弓を使うことを目指すとしても、もっと練習して自由に扱えるようになってからで遅くありません。今は、自分が丁寧に射法を学べる強さを大切にしてください。

強すぎる弓を無理に引くと、会まで十分に引き込めなかったり、肩が上がったり、身体をねじったりすることがあります。会とは、引き分けた後、離れに向かうまでの段階です。

そのような状態では、「正しい射をするために弓を引く」よりも、「強い弓を引くための射」になりやすくなります。

私は、初心者の弓力選びでは「引けるか」よりも、余裕を残して引けるかを見ることが重要だと考えています。一度だけ何とか引ける弓と、何射も重ねながら肩や胴造りを崩さず稽古できる弓では、意味が違うからです。

指導者には、稽古の最初だけでなく、ある程度練習した後の射も見てもらうとよいでしょう。疲れてから反動に頼るようになるなら、弓力だけでなく、練習量や引き方も含めて相談する材料になります。

なお、弓力を比較するときには、表示の測定条件にも注意が必要です。宮川弓具の説明では、一般に並寸は85cm、伸寸は90cm引いたときの強さを表示するとされており、数字だけを切り離して比較しないことが大切です。宮川弓具による弓の選び方を参考に、購入する商品の測定条件を店頭で確認してください。

つまり、同じキロ数の表示でも、自分の引き尺での負担感まで同じとは限りません。表示を入り口にしながら、最後は実際の扱いやすさを確かめる必要があります。

引き尺から並弓・二寸伸び・四寸伸びを考える

弓の長さは、身長だけでなく実際の引き尺を確認し、素材や製品の条件も踏まえて選びます。

身体から目安を取るときには、自分の喉から左手の先までの長さが参考になります。ただし、その測定値と実際の射での引き尺を、無条件に同じものとして扱わないようにしましょう。

この記事で従来お伝えしてきた目安は、85cmまでなら並弓、85cmを超えて90cmまでなら二寸伸び、それ以上なら四寸伸びというものです。

引き尺の目安この記事での候補購入前に確認すること
85cmまで並弓実際の引き尺と製品の適合条件
85cmを超えて90cmまで二寸伸び並弓との適合の違い、引いたときの状態
90cmを超える場合四寸伸び二寸伸びを含めた選択肢と個別の適合

ただし、この区分は、すべての弓に共通する厳密な境界ではありません。 全日本弓道具協会では、素材や習熟度による違いに触れたうえで、矢束が90cm以上なら伸寸を検討する目安を示しています。同協会の長さの説明も踏まえ、数字だけで注文を確定しないでください。

初心者の方には、「85cmを少し超えたら必ずこの長さ」と覚えるより、測った値を指導者や弓具店へ伝えるための目安と考えていただくほうがよいと思います。

姿勢や引き方によって、自分で測った値と実際の射で必要となる長さに違いが出ることもあります。実際に指導者に引き尺を確認してもらうほうが安心です。

また、弓の長さを選ぶ話と、矢を何cmにするかという話は分けてください。この表は矢を切るための寸法表ではありません。

初心者の基本線は、自分の引き尺に合う長さと、自分の弓力に合ったグラスファイバー弓を組み合わせることです。最初の段階では、細かな性能差を気にしすぎなくてもよいと私は考えています。

まだ弓力も変化していくでしょうし、中高年の方であれば、いずれ竹弓に移っていくこともあります。最初の合成弓を、射法を身につける練習過程の弓と考えてもよいのです。

もちろん、その一張を長く使い続けることにも価値があります。最初から将来の買い替えまで決めておく必要はありません。

初めて弓を買うなら経験者について来てもらう

弓を買うときは、できる限り、弓の選び方が分かる人について来てもらうことをおすすめします。自分の引き尺を勘違いしている場合がありますし、実際に引いたときの形は自分では見えません。

弓具店の店員さんに相談することも大切ですが、日頃の射を知っている指導者や先輩が一緒なら、より自分に合った判断をしやすくなります。

相談時には、少なくとも次の内容を伝えられるようにしておきましょう。

  • 現在使っている弓の種類と銘柄
  • 現在の弓力表示と弓の長さ
  • 指導者に確認してもらった引き尺
  • 経験年数と普段の稽古の頻度
  • 今の弓で困っていること、予算、購入が必要な時期

同行を頼めない場合も、先に指導者から候補条件を聞いておくことはできます。「初心者用をください」より、「今使っている弓と同程度の負担で、基礎練習を続けたい」と伝えるほうが、相談は具体的になります。

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グラスファイバー弓とカーボン弓のどちらがおすすめ?

価格と扱いやすさを重視する初心者にはグラスファイバー弓が第一候補です。カーボン弓は、反発の感覚や重量感なども比較したい方の候補になります。

いざ弓具店に行くと、いろいろな弓が並んでいて目移りします。合成弓といっても、大別するとグラスファイバー弓とカーボン弓があります。

一般にカーボンを使用した弓には、軽さや反発力を特徴として説明される製品があり、グラスファイバー主体の弓より価格が高めになる場合があります。

ただし、特徴はメーカーや銘柄、仕様によって異なります。「カーボンならすべて上」「グラスならどれも初心者向け」と一律に考える必要はありません。

弓道の弓の種類は?素材と長さを分けて整理する

弓道の弓を素材から整理すると、グラスファイバー弓、カーボン弓、竹弓が主な選択肢です。一方、並弓・二寸伸び・四寸伸びは、素材ではなく長さの区分です。

つまり、「カーボン弓と二寸伸びのどちらにするか」という比較にはなりません。素材を決めることと、長さを決めることは別々の選択になります。

初心者が考える際には、次のように整理すると分かりやすいでしょう。

種類主に検討したい人選ぶときの考え方
グラスファイバー弓初心者、中高年、基礎練習を重視する人適正な弓力と長さを優先し、最初の一張として比較する
カーボン弓競技を続けたい人、反発や重量感も重視する人素材名だけで決めず、製品ごとの感触を確かめる
竹弓射が安定し、扱いや管理も学びたい人個体の状態と、自分が管理を続けられる環境を確認する

この表は、素材の優劣や上達の順番を示したものではありません。カーボン弓から始める方もいれば、合成弓を長年使い続ける方もいます。

高校生、大学生のように競技中心で進める方は、カーボン弓も含め、自分の競技方針に合う弓を検討すればよいでしょう。

一方、中高年の社会人には、将来は竹弓に親しみたいという方もいらっしゃいます。その場合、まずグラスファイバー弓で基礎を積むという考え方もよいと思っています。

ただし、年齢が素材を決めるわけではありません。私がお伝えしたいのは、その人の稽古の目的や、今後どのように弓道を続けたいかも選択の材料になるということです。

弓道の弓でおすすめの銘柄は?

初心者におすすめできる銘柄は、適正な弓力・長さの製品があり、今の射を崩さず扱える候補の中から選ぶのが基本です。

ここで「結局、どの銘柄がおすすめですか」と聞きたくなる方もいるでしょう。しかし、私は初心者ほど、銘柄ランキングだけで選ばないほうがよいと考えています。

同じ弓力表示であっても、実際に引いたときの感覚、重量感、反発の感じ方には違いがあり、射手本人との相性があります。

初心者にとっては、「評判が良い弓」より、自分が射法八節を崩さず扱える弓のほうが、結果としておすすめの弓になるのです。

検索すると「初心者におすすめの弓」「人気の弓」といった情報を見かけます。しかし、弓は性能表だけで自分との相性まで決められる道具ではありません。

例えば、同じ弓力でも、ある人には軽快に感じる弓が、別の人には反発が強く感じられることがあります。評価した人の経験や使い方が違えば、感想も変わるでしょう。

私なら「おすすめ銘柄を一つ教えてください」と尋ねるより、「今の自分の射なら、どのタイプを比較するとよいですか」と相談します。

弓具店では、予算に加え、現在使っている弓の種類、弓力、引き尺、経験年数を伝えてください。銘柄名がまだ分からなくても、選ぶための相談は十分にできます。

なお、弓や弓具の価格は、時期、メーカー、仕様によって変わります。購入前には弓具店やメーカーの最新情報をご確認ください。

弓道の弓ランキングはどう見ればよい?

弓のランキングは候補を知るために使い、購入の判断は自分の弓力・引き尺・扱いやすさで行うのがおすすめです。

「ランキング1位」という表示を見たら、まず、何を基準にした順位なのかを確かめましょう。販売数、価格、紹介者の好み、初心者への適合は、それぞれ別の評価です。

また、同じ銘柄でも長さや弓力、仕様が違えば、検討する条件は変わります。掲載された感想が、自分の購入予定の仕様について書かれているかを見ることも大切です。

私が初心者向けに優先順位をつけるなら、商品名の順位ではなく、次の順番になります。

  • 第一に、現在の射を崩さず繰り返し扱えること
  • 次に、引き尺と製品の適合条件が合っていること
  • そのうえで、予算と管理の負担が自分に合うこと
  • 最後に、引き心地や外観などの好みを比べること

これは売れ筋ランキングではなく、購入判断の優先順位です。上位の商品から順に買う方法よりも、自分に合わない候補を落ち着いて外していくために役立つと考えています。

例えば、評判のよい銘柄でも、自分に合う弱めの弓力が用意されていなければ、今回は見送る理由になります。反対に、知名度だけでは目立たなくても、条件に合い、相談しながら購入できる弓は十分な候補です。

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竹弓を買うまでに学んでおくこと

竹弓を買う前には、弓力だけでなく、扱い方、張り方、引き方、保管方法、破損の兆候についても学んでおくことが大切です。

グラスファイバー弓などで練習を積み、自分の弓力が十分に定まってきたら、竹弓を検討する時期が見えてきます。私は三段ぐらいを一つの目安にしています。

そこまで稽古を重ね、竹弓を考えるようになったのであれば、まずはその歩みを喜びたいものです。ただし、「三段になれば必ず竹弓にしなければならない」という意味ではありません。

合成弓を長く愛用する選択も立派なものです。私が三段ぐらいを目安にしているのは、その頃には自分の射や弓力が見えてきて、竹弓の扱いを学ぶ余裕も生まれやすいと考えるからです。

竹弓の破損と修理について知っておく

竹弓には破損の可能性があるため、その場合の対応も知っておかなければなりません。あまり自慢できる話ではありませんが、私はこれまで10張りほどの竹弓を手に入れました。

その中で経験した破損は、次のとおりです。

  • 外竹割れ、いわゆる笄が3回
  • 中間地点で折れたことが1回
  • 上関板で折れたことが1回
  • 下関板で折れたことが1回

これはあくまで私自身の経験であり、竹弓全体の破損率を示す数字ではありません。 使用期間や扱い方などの条件もそろっていないため、この回数から一般的な耐久性を計算することはできません。

それでも私は、竹弓を何も考えずに扱ってよいわけではないと、身をもって学びました。折れてしまえば基本的にはそのまま使うことはできず、使用をやめて専門家に相談する必要があります。

外竹割れの場合には、私の経験で最低4万円ほどの出費となりました。修理後も、修理前とは違う感触で戻ってきたように感じています。

修理費用は破損の状態、依頼先、時期によって変わります。この金額を現在の修理相場と考えず、実際の費用や修理の可否は弓具店や弓師さんに確認してください。

私の引き尺は85cmで、以前から並弓では余裕が少ないのかもしれないと考えていました。ただし、それが破損の原因だったと断定できるわけではなく、引き方にも問題があったのではないかと反省しています。

ここからは、そうした経験を踏まえ、「こんな扱い方は避けたい」と私が感じている点をお伝えします。

反動をつけるような引き方は厳禁

弓が強く感じるときに、勢いをつけて引き込むようなことは避けましょう。無理のない弓力で、余裕を持って動作を進めることが大切です。

強すぎるために反動を必要とするのであれば、そもそもの弓力が自分に合っているかを見直す必要があります。この反省もあって、私は前述の弓力の見極め方を重視するようになりました。

これは竹弓だけに限った話ではありません。初心者の合成弓選びでも、「勢いをつければ引ける」を適正弓力の目安にはしないほうがよいでしょう。

弓を必要以上にねじらない

角見を効かせようとして、必要以上に弓をねじる扱い方も避けたいものです。角見という言葉だけを覚え、力任せに弓を回す動作へ置き換えてしまわないようにしてください。

特に前に矢が行く人は、角見をかけるつもりで、無意識に弓を強くねじっている場合があります。ただし、矢の行き先だけから原因を一つに決めることはできません。

弓は角見の押しの働きの中で扱うものであり、「前に飛ぶから、もっとねじればよい」と単純には考えないほうがよいでしょう。

このあたりは自己流で直そうとせず、指導者に実際の手の内や押し方を見てもらうことをおすすめします。

弦を張ってすぐに使わない

竹弓に弦を張ってすぐ強く引き始める姿を見ると、私は少しはらはらします。毎日のように使っている場合と、しばらく使っていなかった場合とでは、確認すべき状態も違うと考えるからです。

たまに使う方は、弓の状態を確かめ、購入先から教わった手順でなじませてから、巻藁などで稽古に入る準備をするとよいでしょう。

ただし、「何分待てば大丈夫」という一律の時間を、ここでお約束することはできません。その弓に合った扱い方は、弓師さんや弓具店に確認してください。

人の身体も、座っていたところから突然全力で動けば負担がかかります。竹弓についても、私は同じように「いきなり無理をさせない」という感覚を大切にしています。

冬の間は弓が乾燥し硬くなるので特に注意

冬の間は自分の身体もこわばり、引き方に無理が生じやすくなります。弓についても、温度や湿度、保管環境による状態の違いに注意したいところです。

「冬なら必ず同じように硬くなる」と一律に決めつけず、その日の弓を確かめてください。いつもと違う感触がある場合は、慣れるまで無理に引くという判断を避けましょう。

冬に限らず、久しぶりに竹弓を使う場合や、保管環境が大きく変わった場合にも、いきなり普段どおりに扱わず、状態を確認する姿勢が大切です。

こうした点に気を配っても、破損が起こるときはあります。並弓から二寸伸びにすれば負担が少なくなるという話を聞くこともありますが、私自身の経験だけから効果を言い切ることはできません。

実際に、私が中折れを経験した弓は二寸伸びでした。長さを変えるだけで、あらゆる破損を防げるわけではないということです。

心配になるお話を重ねましたが、私が接している範囲では、弓師さんが品質や耐久性をよく考えて製作されているようにも感じます。私が最近購入した弓は、今のところ破損の兆候なく使えています。

ただし、これは私の所有する弓についての感想です。竹弓全体が以前より壊れにくくなったと示す統計ではありません。

一方、昔の高級な弓について、よく乾燥した竹を使っているため扱いに気を遣うという話を聞いたこともあります。しかし、材料の乾燥度合いと破損の関係を、それだけで判断することはできません。

「古い材料だから壊れる」「新しい材料だから安全」と決めつけず、目の前の弓を見ていただきたいと思います。

私がここで伝えたいのは、竹弓は価格の高さだけで良し悪しを判断する道具ではないということです。射手の扱い方、弓との相性、日々の状態確認まで含めて付き合っていくものなのでしょう。

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竹弓はどのように買うべきか

初めて竹弓を買うなら、希望する長さと弓力を伝えて複数の候補を見せてもらい、経験者に引き成りを確認してもらうことをおすすめします。

前述の注意点を踏まえたうえで、竹弓を検討してみてください。私が近年接している範囲では、以前ほど「すぐ壊れそうだ」と感じる弓ばかりではありませんが、天然素材の道具として学ぶ姿勢は必要です。

購入時には、並弓、二寸伸び、四寸伸びのどれを考えているか、希望する弓力はいくつかを伝えます。在庫によっては、条件に合う何張りかを候補として見せてもらえるでしょう。

その中から選ぶなら、私は初めての一張では、あまり高級品に背伸びしなくてもよいと考えています。扱いに慣れるまでの負担や、修理が必要になった場合の出費も考えておきたいからです。

高級な弓には高級な弓の魅力がありますが、値段が上がれば自動的に初心者に合うわけではありません。

まず竹弓の扱い方を覚え、自分がどのような成りや感触を好むのかを知る。そのうえで二張目、三張目を考えていくほうが、私は自然だと思います。

昔なら、一燈斎クラスを一つの目安に考えたこともありました。その後、私には少し高い部類に感じられるようになりましたが、これは私の購入経験の中での価格感です。

銘柄名だけで現在の予算を決めず、購入する時点の価格を弓具店で確認してください。

竹弓の銘柄と特徴はどう比較すればよい?

竹弓は、銘柄から製作者や作風を知り、購入する一張について成り・引き心地・状態・扱い方を確認する、という二段階で比較します。

「竹弓の銘柄ごとの特徴を知りたい」という方は多いでしょう。ただ、銘柄の評判を、そのまま店頭のすべての個体に当てはめることには慎重でありたいと思います。

例えば、私が前に挙げた一燈斎という名前も、それだけで「誰にでも引きやすい」「必ず丈夫」と判断するための情報にはなりません。この記事の経験談から、反発や耐久性の順位までつけることはできないのです。

銘柄について調べるときは、次のように、知りたいことと確認先を分けると整理しやすくなります。

比較する項目確認したいこと判断の際の注意
銘柄・製作者誰が製作し、どのような特徴を説明しているか名前や評判だけで適合を決めない
長さ・弓力自分の引き尺と扱える強さに合うか数字の表示条件も確認する
成り・引き成り張った状態、引いた状態の形はどうか自分だけで判断せず経験者に見てもらう
引き心地・握りの感触今使っている弓と何が違うか短時間の印象を耐久性の評価に広げない
管理・相談先保管方法や不具合時の相談先が明確か購入後に教わる機会も考える

成りとは弓の形であり、引き成りは引いたときの曲がり方を指します。初心者には分かりにくい点なので、「どこを見てそう判断したのか」まで経験者に教わると、次の弓選びにもつながります。

私は、竹弓では「銘柄の特徴を覚えること」と同じくらい、「その一張について質問できること」が大切だと考えています。

外観の好みや所有する喜びも、もちろん選ぶ理由になります。ただ、使い続ける道具ですから、購入後に状態を相談できる相手がいるかも一緒に考えておきましょう。

店頭の竹弓は勝手に触らない

竹弓は貴重な商品ですから、手に取るときは一言声をかけてください。肩入れなども、必ず許可を得てから行います。

また、弽をつけての肩入れなどは断られることもあります。試せる内容や方法は弓具店によって異なるため、店の指示に従ってください。

商品として並んでいる竹弓は、その後ほかの人が購入する可能性もあるものです。自分の道具ではない以上、丁寧に扱うことが礼儀でしょう。

触って確かめたい気持ちがあっても、先に「この弓について説明していただけますか」と相談すればよいのです。扱い方を教わること自体が、購入前の大切な学びになります。

引き成りを経験者に見てもらう

合成弓の場合と同じく、竹弓でも引き成りを見てもらいましょう。上下の曲がり方などは自分では分かりにくいため、竹弓に詳しい人が一緒にいると安心です。

弦の通りを見る人もいます。私は、店頭の商品は状態を整えてあることが多いと考えていますが、入木の程度や弦の位置について疑問があれば、その場で説明を求めるようにしています。

入木などの言葉を知っているだけで、良否を決めつける必要はありません。弦の通りに違和感があるなら、なぜその状態なのかを確認することが先です。

弦を外してしばらく置き、その後に張って状態を見たいと思うこともあります。しかし、売り物の弓をこちらの都合だけで扱うことはできません。

店頭では必ず店の方の指示に従い、確認できる範囲で判断してください。分からないまま購入を急がないことも大切です。

気に入らなければ買わないのも正しい選択

どうしても気に入ったものがなければ、その日は買わなくても構いません。 高い買い物ですから、義理で購入する必要はありません。

お店まで行き、候補を何張りも出してもらうと、「何か買わなければ申し訳ない」と感じる方もいるでしょう。

しかし、そこで妥協して長く違和感を抱えるより、納得できる弓に出会うまで待つほうがよいと私は思います。この「買わない判断」は、弓道の弓の選び方で案外大切です。

説明してくださったことへのお礼を伝え、いったん持ち帰って考えればよいのです。弓はすべて同じものではありませんから、今回は縁がなかったと考えて、またの機会を待つこともできます。


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弓道初心者におすすめの弓を選ぶときのチェックポイント

購入前には、今使っている弓との違いを説明できるか、購入後も無理なく稽古を続けられるかを確かめてください。

ここまでの内容を踏まえると、弓具店へ行く前に、自分なりの「選ぶ基準」を持っておくと迷いにくくなります。私なら、まず次の7点を確認します。

  • 今使っている弓の弓力を確認する
  • その弓を無理なく何射も扱えるかを見る
  • 引き尺を確認して弓の長さを決める
  • 初めてならグラスファイバー弓を中心に検討する
  • カーボン弓は反発感や重量感を実際に確かめる
  • 指導者や経験者に同行してもらう
  • 違和感があればその日は買わない

特に見落としやすいのが、最後の「買わない」という選択です。インターネットでおすすめを調べ、せっかく弓具店まで足を運ぶと、その日のうちに何か決めたくなるものです。

しかし、弓は毎回の稽古で何百回、何千回と使う道具です。最初の数分で感じた小さな違和感を、「そのうち慣れるだろう」と押し切らないほうがよい場合もあります。

私はこの点で、弓選びを、自分の稽古を邪魔しない一本を見つけることだと考えています。

検索で「弓道の弓のおすすめ」を調べる方ほど、銘柄を知ることに意識が向きやすいものです。けれども初心者にとって役立つおすすめは、万人共通の一本ではありません。

今の射を崩さず、余裕をもって稽古を続けられる弓が、その人にとってのおすすめの弓です。

比較するときは「今の弓から何が変わるか」をメモする

候補が複数あるときは、銘柄ごとの感想を並べるだけでなく、今使っている弓との違いを短く記録する方法をおすすめします。

「今より強く感じる」「握った感じが違う」「引き分けで慌てずに済む」など、自分の言葉で構いません。経験者には、その感想と実際の射が一致しているかを見てもらいます。

例えば、「楽に感じた」という感想があっても、十分に引き込めていなければ、単純に適合しているとは判断できません。反対に、感触に慣れていないだけなのか、明らかに負担が大きいのかも、自分一人では分かりにくいところです。

そこで私は、本人の感想、指導者の観察、弓具店の説明という三つを照らし合わせるとよいと考えています。三つの見方がそろえば、評判だけで選ぶより、購入理由を自分で納得しやすくなります。

購入価格だけでなく、使い始めるまでの費用も確認する

予算を考えるときには、弓本体の価格だけでなく、必要な弦や保管・持ち運びに使う道具についても相談してください。現在持っているものを、そのまま使えるかの確認も必要です。

特に長さや弓力を変える場合は、周辺の弓具との組み合わせも弓具店に見てもらうとよいでしょう。竹弓なら、管理の説明を受けられるか、不具合の際にどこへ相談するかも聞いておきます。

私は、最初の支払額だけでなく、購入後に困ったときの相談のしやすさまで含めて選ぶことが、長く使う道具には大切だと思います。


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弓道の弓を買うときのおすすめの選び方と私の考察

初心者ほど、自分が正しい射法で無理なく扱えることを優先してください。その条件が整ってから、価格、銘柄、素材の好みを比べると選びやすくなります。

ここまで、弓道の弓を購入するときに注意したい点を、私自身の経験を踏まえて書いてきました。新しい弓を買うことは、それなりに大きな喜びでもあります。

最初の一張を考えている方は、次の考え方を覚えておけばよいでしょう。

  • 弓力が定まらない間は、利用できるなら道場の弓を借りる
  • 購入するなら、無理なく繰り返し扱える弓力を選ぶ
  • 引き尺を確認し、並弓・二寸伸び・四寸伸びなどを検討する
  • 初心者はグラスファイバー弓を第一候補にする方法がある
  • カーボン弓は競技方針や感触の好みに応じて検討する
  • 竹弓は射と弓力が安定し、管理を学んでからでも遅くない
  • 購入時は指導者や経験者に同行してもらう
  • 気に入った弓がなければ、無理に買わない

個人的には、弓の選び方は靴選びに少し似ていると感じています。立派に見える靴でも、足に合わなければ長く歩けません。

弓も同じです。今の自分が無理なく、正しい射を積み重ねられる弓が、自分にとって良い弓なのだと思います。

最初の一本で、将来のすべてを決めなくてよい

最初の竹弓を買ったときは、うれしくて仕方がなかったことを覚えています。そして残念なことに、その後、破損してしまった弓もありました。

そうした経験を踏まえ、弓について深く学んでいくことになります。学ぶほどに別の弓にも関心が湧き、年数を重ねると、家に数張りの竹弓が並ぶこともあるでしょう。

それぞれの弓には、それぞれの思い出が残ります。ただし、何張りも所有することが弓道の目標というわけではありません。

私見ですが、身体や射が変わるにつれて、弓との付き合い方も少しずつ変わっていきます。最初の一本で将来までの条件をすべて満たそうとすると、今の自分に無理をさせやすくなるように思います。

だからこそ、初心者の段階では、現在の自分が丁寧に稽古できる弓を選ぶことが大切です。

これは、中高年から始めた方にも意識していただきたい点です。「上達するなら早く強い弓へ」と焦りたくなることがあるかもしれません。

しかし、弓力の数字が一つ上がることより、昨日より楽に肩の力を抜いて引けたことのほうが、長い目で見れば大きな前進になる場合もあります。

道具の違いと、自分の射の変化を分けて考える

弓の性能について調べれば調べるほど、細かな違いが気になってきます。グラスファイバーかカーボンか、どの銘柄か、どの程度の弓力かを学ぶこと自体は、大切なことです。

ただ、初心者の時期には、道具の違いよりも射法の変化のほうが大きく感じられる場合があります。

昨日と今日で弓の性能が変わったのではなく、自分の手の内や胴造りが変わり、弓の感触まで違って感じられることもあるでしょう。私はここに、初心者の弓選びの難しさと面白さがあると思っています。

そのため、買い替えを考えるときにも、「今の弓では何が困るのか」を先に言葉にしてみてください。弓力が合わないのか、長さの確認が必要なのか、射の課題なのかを整理すると、相談の方向が見えてきます。

私としては、この問いを持てるようになること自体が、道具を選ぶ力を育てると考えています。おすすめの商品名を覚えるだけでは得られない、自分の稽古に根差した判断につながるからです。

良い弓を選ぶことと、良い射を育てることは互いに支え合うものです。自分に合った弓を選ぶこと自体が、すでに稽古の一部なのだと思います。

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まとめ|まずは今使っている弓の条件を確認する

弓道の弓の選び方は、無理なく扱える弓力と引き尺を確認し、素材、習熟度、実際の相性へと順に考えるのが基本です。初心者はグラスファイバー弓を第一候補にしながら、指導者や弓具店と相談して選んでください。

ランキングや銘柄の評判は候補を知る手掛かりになりますが、自分への適合を保証するものではありません。まずは今使っている弓の長さと弓力、稽古中に感じていることをメモするところから始めましょう。


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よくある質問

弓道初心者におすすめの弓は何ですか?

最初の一張なら、私は自分の弓力と引き尺に合ったグラスファイバー弓を第一候補におすすめします。竹弓の扱いや管理を学ぶ負担を抑えながら、基礎練習に取り組みやすいと考えるからです。

ただし、初心者なら特定の銘柄と一律に決めず、指導者や経験者に射を見てもらって選んでください。

弓道の弓は何キロを選べばよいですか?

反動をつけたり身体を崩したりせず、稽古の中で繰り返し安定して扱える弓力を選びます。年齢や性別だけで、適正なキロ数は決まりません。

「少し強いほうが上達する」と考えるより、射法八節を丁寧に行える余裕を優先しましょう。

グラスファイバー弓とカーボン弓はどちらがおすすめですか?

基礎練習と予算を重視する初心者には、グラスファイバー弓が第一候補になります。競技方針や反発の感覚、重量感なども重視する方は、カーボン弓も比較するとよいでしょう。

最終的には素材名だけで判断せず、その製品を自分が扱ったときの相性まで見て選びます。

初心者でも竹弓を買ってよいですか?

買ってはいけないわけではありません。ただ、私は射や弓力がある程度安定し、竹弓の扱い方や状態の見方を学んでからでも遅くないと考えています。

三段ぐらいを私個人の目安にしていますが、段位による購入資格ではありません。合成弓を長く使い続けることも立派な選択です。

弓道の弓は並弓と二寸伸びのどちらを選びますか?

実際の引き尺と、購入する弓の適合条件で選びます。この記事では85cmまでを並弓、85cmを超えて90cmまでを二寸伸び、それ以上を四寸伸びの候補とする目安を紹介していますが、共通の厳密な境界ではありません。

喉から左手の先まで測った値だけで決めず、実際の射を指導者に見てもらい、弓具店で確認してください。

弓道の弓ランキングで1位の商品を買えばよいですか?

順位だけで購入を決めることはおすすめしません。ランキングが販売数、価格、紹介者の評価など、何を基準にしているかを確認しましょう。

自分に合う弓力と長さがあり、無理なく扱えることが購入の前提です。

竹弓の銘柄ごとの特徴はどう調べればよいですか?

製作者や弓具店の説明で作風や仕様を知り、そのうえで購入する一張の成り、引き心地、状態を確認します。銘柄に対する評判と、その個体についての判断は分けて考えてください。

一燈斎などの名前を知ることは入り口になりますが、銘柄だけで扱いやすさや耐久性を断定することはできません。

弓具店で気に入った弓がなければどうすればよいですか?

その日は買わなくても構いません。候補を何張りも出してもらうと申し訳なく感じるかもしれませんが、義理で購入する必要はありません。

長く使う道具だからこそ、違和感があるなら一度見送り、次の機会を待つ判断も大切です。

弓道の弓選びで大切なのは、今の自分の身体と射に合い、焦らず丁寧な稽古を積み重ねられる一本を選ぶことです。それが初心者にとって、もっとも堅実な「おすすめの弓」の考え方だと私は思います。

大切に使いながら、一本一本の弓との思い出を育んでください。

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